甑島 移住｜未経験者歓迎！絶景の島の観光案内所で地域の魅力創出と情報発信のお仕事！

鹿児島県薩摩川内市の甑島（こしきしま）列島は、九州の西側、東シナ海に浮かぶ上甑島・中甑島・下甑島の3つが縦に連なる美しい島々です。その雄大な自然美は“100%絶景の島”と称されるほどで、国定公園にも指定されています。
この魅力あふれる甑島で、観光案内所の運営、事業企画、商品開発、旅行商品の企画・販売、地域PRなど、観光・物産の振興に関わる幅広い業務を行うのが、私たち株式会社薩摩川内市観光物産協会 こしきしま事業部です。
今回、地域と連携しながら観光・物産を一緒に盛り上げてくれる正社員を募集します。観光業が未経験の方も大歓迎です。実際に、異業種から転職し、活躍している社員もいます。移住者を温かく受け入れる雰囲気があるこの島で、あなたの力を活かしてみませんか？

今回は、Uターン経験者であるこしきしま事業部・部長の瀧津さんと、移住者であるこしきしま事業部・社員の桒田さんにお話を伺いました。

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画像提供：株式会社薩摩川内市観光物産協会

甑島(こしきしま)ってどんな島

甑島列島は鹿児島県の薩摩半島から西へ約45km、東シナ海に浮かぶ島々です。
“100%絶景の島”と称される通り、島内には多種多様な絶景が点在しています。例えば、島津光久公がその絶景を褒めた長目の浜、県内初の恐竜化石が発掘された鹿島(かしま)断崖、白い砂浜が美しい手打(てうち)海岸、美しい石垣が並ぶ武家屋敷通り、美しいかのこゆりが咲き誇るみっちり草原、などがあります。
また、この島は釣りのメッカとしても有名で、イカ・メジナを目当てにした釣り客が多く訪れます。近年では渡り鳥の中継地としても知られるようになり、多くのバードウォッチャーが集まる場所となっています。

人口は列島全体で約3,000人です。コンビニはありませんが、スーパーなどはあり、インターネットなどのインフラも整備されています。
本土からのアクセスは、1日あたりフェリーが2便、高速船が2便の合計4便が運航しています。高速船を利用すれば、片道約50分で到着できます。

こしきしま事業部の業務内容

当社は、鹿児島県薩摩川内市の観光物産協会として、市内の観光・物産に関する幅広い事業を行っています。具体的には、旅行ツアーの企画運営、個人・団体旅行の手配、地域に根ざした商品の開発、イベントの企画運営、各種施設の指定管理業務、SNS等を活用した情報発信などを行っています。
この中で、こしきしま事業部は、上甑島と下甑島の玄関口である港ターミナル内にある2か所の観光案内所において、観光案内所での観光案内、案内所に併設されたお土産店の運営、指定管理者としての港ターミナルの維持管理業務を行っています。
また、地域住民と一緒に、様々なイベントの企画・運営を行っています。PR活動や様々な特産品フェアのため、様々な土地に出向いて、島の魅力をアピールすることもあります。

地域とお客様の笑顔が、高い充実感となる働き方

お客様や島民と深く関わりながら働けることが、当社ならではの魅力です。
当社では、地元の漁師さんたちと一体になって子どもたちに海辺の体験を提供するイベントを企画したり、島民しか知らない絶景スポットへ繋がるトレッキングコースの整備からツアー企画まで手掛けたり、地元の方々と協力して新商品を開発したりしています。そうして地域住民と共に島の魅力を創出して、それをお客様が心から楽しむ瞬間を目の当たりにする時、この上ない手応えと心地よい充実感を得られます。

天候に左右される島の仕事、だから余裕が大切

島の観光業ならではの苦労は、悪天候による船の欠航への対応です。島民の方々は慣れていますが、観光客の方にとっては想定外のトラブルです。欠航の情報が入れば、すぐにお客様にお伝えし、振替便や宿泊先の手配など、お客様に寄り添った臨機応変な対応が求められます。
また、必要なものが本土からすぐに取り寄せられなかったり、事業者と連絡がつきにくかったりと、仕事が滞ることもよくあります。そのため、甑島での仕事は、常に余裕をもった段取りを組みながら仕事を進めています。しかし、段取りに追われて働くというわけではなく、島のゆったりとしたペースで働くことができます。

島全体の雰囲気として残業しない雰囲気があるため夜遅くまでの残業もほとんどありません。段取り良く働き、しっかり休む、これも甑島での暮らしならではの魅力だと思います。

移住者目線で感じた島暮らしのギャップと魅力

実際に甑島で暮らしてみて、移住前に思っていたよりもインフラが整っていることに驚きました。インターネット環境が整っているので島外とのオンライン会議もスムーズにでき、道路もきれいに整備されています。ネット通販も問題なく利用できます。また、甑島3島を結ぶ甑大橋を使って陸路で移動できるため、車さえあれば交通面でも便利です。
また、業務内容が多岐に渡るのも、離島ならではの働き方だと感じます。また、島民からスマホの簡単な操作方法を聞かれたり、ちょっとした頼み事をされたりなどもします。お礼にお野菜やお魚などを頂けると、島の一員として暮らしていることが実感出来て嬉しいです。

移住したことによる思わぬメリットとしては、甑島へ来てから花粉症や化学物質へのアレルギー反応などがとても軽くなった。個人の体質が関係しているのかもしれないので、誰もが島に来たら楽になるとは言えませんが、個人的にはこのメリットはとても嬉しいものでした。

甑島での島暮らしを積極的に楽しめる方を募集

当社では薩摩川内市観光物産協会 こしきしま事業部にて正社員として働く方を募集します。未経験でも問題ありません。また、年齢も問いません。人と接することが好きな方、行動力があり積極的に仕事を覚えたりチャレンジしたりができる方、島が好きな方であれば歓迎です。
旅行業務取扱管理者の保有者は優遇するので、ぜひお知らせください。また、当社で実績を積んで、旅行業務取扱管理者の資格取得などのスキルアップを目指したい方も歓迎します。
島民とのコミュニケーションを大切にしながら、新たな企画に挑戦して地域活性化を一緒に目指しましょう。
なお、当社への転職をきっかけに移住する方には、市営住宅や一軒家、単身用やファミリー向けなどいくつかの候補から希望に応じて島内の物件をご紹介することができます。島外から物件を探そうとすると苦労もあると思いますが、空き家対策で貸出をしている物件をはじめ、近年移住者が増えているエリアもあり、地域全体で移住者を快く受け入れる雰囲気がありますので、ご安心ください。

募集要項

ご相談・ご応募について

本求人にご興味・ご質問がある方は、まずは下記応募フォームより、お気軽にご連絡ください。仕事内容、移住後の住居や生活に関することなど、どんなことでも結構です。遠慮なくお尋ねください。

ご連絡内容を確認後、担当者より改めて折り返しご連絡いたします。

甑島での休日の過ごし方

休日は、釣りをしたり野鳥の観察をしたり、トレッキングをしたり、家でゆっくりと過ごしたりしています。釣りやカヤックなどマリンスポーツが好きな方や、トレッキングなどアウトドアが好きな方には楽しく過ごせるかと思います。
また、島は都会と比べて夜が早いです。街灯が少なく、飲食店やスーパーマーケットも早めに閉店となるため、終業後に飲みに行ったりジムへ行ったりということはあまりありません。夜は家で休むという人間本来のサイクルで過ごすことができます。
しかし静かな夜ばかりというわけではなく、気の合う人たちと家飲みやBBQを楽しむ夜もあります。島の雰囲気として温かい人柄の方が多いため、仕事以外でも地域活動に参加する中で新たな関わりができ、食事などに誘ってもらうことも増えました。地域との繋がりが欲しい方は積極的に地域活動に参加してみると、島での生活がより楽しくなるかもしれません。

島内で過ごす時間ももちろん充実していますが、甑島から薩摩川内市本土の川内港まで高速船で約50分なので、気軽に島外に出かけて、イベントや買い物を楽しんだりも出来ます。日帰りで島外に出ることが出来るというのも移住者にとっては安心感があると思います。

島内での移動は船に合わせて運行しているコミュニティバスが1日10便程度ありますが、生活する上では車が必須です。島内に1台あれば、本土ではシェアカーを利用するなど島民の方々は上手く使い分けています。

今後のビジョン

こしきしま事業部では、ツアー造成などを通してより甑島の魅力を引き出し、地域と一緒に稼ぐ力を付けて行きたいと考えています。ただ見るだけの観光から、体感する観光へとシフトし、地域経済が強く活性化して循環していけるように島内外の方々と協力して取り組んでいきます。

応募者に向けて一言

甑島は自然が豊かで親しみやすい方々が多く、比較的アクセスも良いので働きやすい環境です。また、甑島で長く暮らすには好きなものがあると良いと思います。多少の不便さや時に思い通りに行かない部分が出てきた際も、好きなことがあれば乗り越えていけると思います。離島移住を検討している方は、何か離島に行きたい理由や求める好きなものがあるはずです。その思いを大切に、当社で「おもしろいこと」を見つけて、ぜひ一緒に甑島の魅力をさらに多くの方々へ伝えていきましょう。

会社概要

募集主：株式会社薩摩川内市観光物産協会
所在地：鹿児島県薩摩川内市鳥追町1番1号
電話番号：0996-25-4700
公式ホームページ：https://koshiki.satsumasendai.gr.jp/