マグロ！漁師飯！釣り体験！上五島の新たな魅力を発見！

長崎県の最西端に位置し、大小合わせて100以上もの島々からなる五島列島（ごとうれっとう）。中でも中通島・若松島とその周囲の島々からなる新上五島町は、美しい景色や数多くの教会、五島うどんをはじめとしたグルメが人気の観光地です。長崎港から高速船で1時間40分ほど、福岡市の博多港からはフェリーで約5時間で行くことができます。
今回は新上五島町の新たな魅力を探るため、1泊2日で新上五島町へ視察に行ってきました。

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画像提供：新上五島漁協

新上五島町とは

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五島列島の福江島（ふくえじま）に次いで2番目の面積と人口の中通島（なかどおりじま）を中心に複数の島々からなる新上五島町（通称：上五島）では、「頭ヶ島天主堂」や「桐教会」などの教会が残り、年間を通して多くの観光客が訪れています。「奈良尾神社」の樹齢650年以上のあこう樹は国の天然記念物に指定され、上五島のパワースポットとしても有名です。また、若松大橋が開通したことで、上中島を経由して若松島（わかまつじま）まで陸続きに行くことが可能です。

上五島の新たな特産品「本マグロ」

五島列島のグルメと言えば、日本三大うどんの1つ「五島手延うどん」や新鮮な海の幸をイメージする方が多いのではないでしょうか。
新上五島町では新たな特産品グルメとして養殖の本マグロがあります。市場に出回るマグロの8割が冷凍マグロといわれる中、新上五島町の本マグロは1度も冷凍されていない本マグロ（生マグロ）を提供しています。そのマグロは水分や旨味成分が外に出ないため、濃厚な旨味を味わうことができます。

生の本マグロを堪能できるマグロの解体ショーや飲食店でのイベントが不定期に開催され、上五島の新たなグルメとして話題になっています。

上五島の新鮮な海の幸を味わえる漁師飯

上五島町漁協では新鮮な刺身、煮付け、あおさの味噌汁などの漁師飯をいただけます。
事前の予約が必要となり、一定の人数がいなければ割高になるため、漁師飯を楽しみたい方は朝食などに漁師飯が組み込まれたツアーに参加するのがおすすめです。

ブッフェコーナーには、食べきれないほどの大量の刺身が用意されていました。刺身定食の後は特製のゴマダレをかけて味わうと絶品です。

防波堤に手ぶらで行って釣りが楽しめる

上五島の「青方港」は釣り文化振興モデル港に指定され、長崎県内および全国の離島としては初めての指定港です。
観光資源として港湾における釣り施設や防波堤等の利活用を進めている青方港では、手ぶらで行っても釣りが楽しめるスポットとして人気です。
防波堤までは渡し船で移動し、離島ならではの絶景を眺めながらアジやカサゴ、メジナなど、多彩な魚種を狙った防波堤釣りを楽しむことができます。釣った魚は別料金となりますが、下処理後に真空パック詰めにして発送することも可能です。
初心者でも気軽に「釣り」を楽しめることから、カップルやファミリーにも人気の体験です。
※体験には、予約が必要です。

最後に

今回の記事では、上五島の新たな魅力についてご紹介しました。ご紹介したものの他にも、美しい星空鑑賞や民泊、椿オイルなど様々な魅力ある体験が上五島でできます。
新たな魅力を体験へ、上五島に訪れてみてはいかがでしょうか。