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南アメリカ

ガラパゴス諸島の自然・観光・グルメの魅力と楽しみ方をご紹介!

2023.05.25

ガラパゴス諸島の自然・観光・グルメの魅力と楽しみ方をご紹介!

南アメリカの太平洋上に浮かぶ、世界遺産に登録された自然保護区「ガラパゴス諸島」。ダーウィンの研究の舞台としても有名なこの島々は、特異な生物とその自然美に魅了される人々から多くの注目を集めています。今回は、ガラパゴス諸島の自然や観光スポット、グルメなど、魅力的な情報をご紹介します。

#エクアドル共和国 離島 #コロン諸島 #ガラパゴス 観光
アイキャッチ画像提供:PIXTA



ガラパゴス諸島とは?

ガラパゴス諸島は、南アメリカ大陸から約1,000kmも離れた太平洋上に浮かぶエクアドル領の火山島群で、19の島と小さな岩礁・岩島からなります。固有種の動植物が多く生息することで有名なガラパゴス諸島は、チャールズ・ダーウィンが研究の舞台として訪れ、進化論の発想を得たことでも知られています。また、美しい自然景観やめずらしい動物たちが暮らすことでも知られ、世界遺産に登録されています。

観光における注意点やマナーについて

ガラパゴス諸島では厳しい自然保護のために、一定の規則やルールが設けられています。例えば、島外からの動植物の持ち込みは禁止されています。島内には多くの固有種が生息しているため、動物や植物には十分に配慮し、環境に配慮した行動を心掛けることが大切です。ガラパゴス諸島では固有種の生物に2m以上は近づいてはいけないため、一定の距離を取るようにしましょう。

なお、ガラパゴス諸島は自然保護のために保護区域に勝手に立ち入ることができません。島内での観光やアクティビティを楽しむには、公認免許を持ったナチュラリスト・ガイドの同行が必要です。

ガラパゴス諸島までのアクセス

ガラパゴス諸島へのアクセスには航空機が一般的ですが、主要なアクセス方法は、エクアドル本土のキトやグアヤキルからの定期便があります。キトやグアヤキルからは、ガラパゴス諸島にあるバルトラ島にあるセイモア空港への直行便が運航されています。
ただし、日本からエクアドルには直行便がないため、一般的にはアメリカの空港を経由する必要があり、3回~5回の乗り換えが必要となります。他にも、大型のクルーズ船のツアーに参加して立ち寄ることもできます。
注意点でも記載したようにガラパゴス諸島は様々なルールがあるため、必ず旅行代理店や専門家に相談してから渡島するようにしてください。



ガラパゴス諸島の島々の特徴とおすすめスポット

ガラパゴス諸島は自然が豊かで、世界中から多くの観光客が訪れる人気のある観光地です。こちらでは、それぞれ島ごとに異なる魅力がある各島の特徴をご紹介します。

サンタ・クルス島

ガラパゴス諸島の中心的な島で、多くの観光スポットがあります。島で最も賑わう場所はプエルト・アヨラで、最も人口が多く、たくさんのお土産店やレストランなどが集まっています。

チャールズ・ダーウィン研究所

 

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ガラパゴス諸島の自然保護と生態系の研究を行っている施設です。1964年に設立され、ダーウィンの進化論の研究にも貢献しています。研究所には、研究員や学生、様々な国籍のボランティアなどが訪れ、研究や保護活動に取り組んでいます。また、施設内には、固有種の保護や繁殖プログラムを行うための施設、展示施設があり、一般の人々も訪れることができます。

ラス・グリエタス(Las Grietas)

 

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周囲の岩壁に囲まれた深い水路です。エメラルドグリーンの透き通った海水が流れていて、その美しい景観は訪れた人々を魅了しています。また、シュノーケリングやダイビングなどのアクティビティに最適な場所としても知られています。

トルトゥガ湾(Tortuga Bay)

 

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島の南岸にある美しい湾で、ガラパゴス諸島の主要な観光地の1つです。湾内には数多くの動植物が生息し、海洋生物や鳥類、陸上生物など多くの固有種を観察することができます。

プエルト・アヨラ(Puerto Ayora)

 

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ガラパゴス諸島の観光の中心地の1つで、周辺地域には多くのツアー会社やレストラン、宿泊施設があります。多くの観光客がプエルト・アヨラを拠点に観光をしています。

イサベラ島

ガラパゴス諸島の最大の島で、多くの火山があります。トゥノ・ベイ、ウォール・オブ・ティアーズ、マヌエル・ハルメニョ博物館などが有名です。

ウォール・オブ・ティアーズ(Wall of Tears)

島内にあった収容所の囚人たちが建設した壁です。その過酷な作業のために数多くの囚人が亡くなり、そのような過去の歴史を物語る貴重な文化遺産であり、現在は島の観光スポットの1つとしても有名です。

シエラ・ネグラ(Sierra Negra)

 

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標高1,124m、島南部の中心に位置している活火山です。最近の噴火活動を示す黒い溶岩で覆われ、不思議な岩の地形やクレーターなどが見どころです。ツアーでのみ訪れることができますが、その美しい景色と自然は多くの観光客を魅了しています。

サン・クリストバル島

 

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ガラパゴス諸島の東側に位置し、島の中心地はプエルト・バケリソ・モレノ(Puerto Baquerizo Moreno)で、多くのレストラン、バー、ホテル、スーパーマーケットなどがあるので多くの観光客が滞在する場所の1つです。
島内では、アシカと泳げるビーチ「プラヤマン(Playa Mann)」や、アシカとイグアナが戯れるビーチ「プラヤプンタカローラ(Playa Punta Carola)」などの観光地が有名です。

バルトロメ島

ガラパゴス諸島_バルトロメ島

画像提供:PIXTA

南北1.6km、東西1.2kmの小さな島です。多くの固有種の動植物が生息し、その中には絶滅危惧種も含まれています。また、島の特徴的な丘陵はガラパゴス諸島でも有名な景勝地の1つです。

サンタ・フェ島

 

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サンタ・クルス島からほど近い島で、周囲は岩礁に囲まれ、陸上では多様な植物が見られます。比較的小さな島ですが、自然の豊かさや美しい景観を楽しむことができます。

ピンソン島

 

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ガラパゴス諸島で最も小さな島で、多くの固有種の動物が生息しています。サンタ・クルス島からのボートツアーが人気で、シュノーケリングや海鳥のウォッチングを楽しめます。めずらしい動物を観察しながら、ガラパゴス諸島ならではのアクティビティを楽しむことができます。

エスパニョラ島

 

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ガラパゴス諸島の最南端に位置し、最も古い島です。スアレス岬(Punta Suarez)にはアシカの大繁殖地があり、岬の南側の崖からはフエコ・ソプラドールと呼ばれる波が岩の隙間から噴き出すめずらしい自然現象も見ることができます。



ガラパゴス諸島で会いたい動物

世界遺産に登録されているガラパゴス諸島には、そこでしか出会うことのできない様々な固有種がいます。こちらではガラパゴス諸島を訪れるならぜひ会いたい固有種をご紹介します。

ガラパゴスゾウガメ

ガラパゴス諸島_イザベラ島_ガラパゴスゾウガメ

画像提供:PIXTA

世界最大の陸棲カメであるガラパゴスゾウガメは、ガラパゴス諸島の象徴的な生物です。体重は最大で500ポンド(約225kg)にも達し、100年以上も生きることができます。ガラパゴス諸島内のいくつかの島々に生息していますが、イサベラ島やサンタ・クルス島などの島々では野生のガラパゴスゾウガメを見ることができます。また、チャールズ・ダーウィン研究所やガラパゴス国立公園などの施設では、飼育されているガラパゴスゾウガメを見ることもできます。ガラパゴスゾウガメは保護されているため、近づきすぎないように注意する必要があります。

マリンイグアナ

ガラパゴス諸島_イザベラ島_ウミイグアナ

画像提供:PIXTA

陸上に生息するイグアナとは異なるマリンイグアナは、海に適応した爬虫類で、海中で長い時間を過ごすことができます。イサベラ島やサンタ・クルス島などの多くの島で見ることができ、ガイド付きのツアーに参加するとマリンイグアナの姿を間近で見ることができます。

ダーウィンのフィンチ

ガラパゴス諸島に生息するフィンチ科の鳥の総称で、チャールズ・ダーウィンが進化論の研究に使った鳥です。13種類以上の亜種が存在し、嘴(くちばし)の形状や体の大きさ、色彩などに違いがあります。

ガラパゴスペンギン

 

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体長50cmほどのガラパゴスペンギンは、南半球に生息する一般的なペンギンよりも小型で、熱帯に生息するめずらしい種類です。ガラパゴス諸島が唯一の自然生息地であり、イサベラ島、フェルナンディナ島、バルトラ島、サンタ・クルス島、サンティアゴ島、フロレアナ島、ピニョン島の周辺の海に生息しています。水中で泳いだり、岸で休憩しているのを観察するには、ガイドの同行が必要です。

ガラパゴスアシカ

 

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南北アメリカ海岸に生息するガラパゴスアシカは、ガラパゴス諸島の固有種の1つです。ガラパゴス諸島のほとんどの島々で見ることができ、サンタ・クルス島の街中にある小さなフィッシュマーケットやビーチ、港、岩場などに頻繁に現れます。近づきすぎたり、餌を与えたりすると攻撃的になることがあるため、安全な距離を保って観察しましょう。



ガラパゴス諸島のおすすめグルメ

ガラパゴスコーヒー

 

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ガラパゴスコーヒーは、ガラパゴス諸島で栽培される火山灰を多く含んでミネラルが豊富なコーヒーの一種で、島内でしか入手できない希少価値の高いものとされています。特徴としては、爽やかな酸味と豊かな風味があり、口当たりが滑らかであることが挙げられます。ガラパゴス諸島の環境が肥沃な土壌や標高の高低差などの理想的な条件を満たしているため、高品質のコーヒー豆を生産することができます。ガラパゴス諸島内のカフェやレストランなどで飲むことができますが、数が限られているためチャンスがあればぜひ味わってみてください。

セコ・デ・ポジョ

セコ・デ・ポジョ(secodepollo)は、ポジョと呼ばれるヤムイモを使ったシチューで、エクアドルやペルーを中心に食べられています。ポジョを茹でた後につぶしてペースト状にし、タマネギ、トマト、にんにく、胡椒などを加えて煮込んで作られます。一般的には鶏肉、豚肉、または牛肉が加えられ、ライスなどと一緒に食べられています。

まとめ

ガラパゴス諸島は、とても魅力的な場所です。この記事を読んで、ガラパゴス諸島の多様な魅力を知り、旅行の計画を立てるきっかけとなればうれしいです。自然保護が厳しく徹底されているガラパゴス諸島では、ルールを守り、持続可能な旅を楽しんでいきましょう。
ガラパゴス諸島の豊かな自然や文化、そして人々との素晴らしい出会いをぜひ体験してくださいね。

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