長崎
対馬で絶景ランチなら「海小屋吉栄」!雄大な海と山を眺めながらの海鮮BBQ♪
九州最北端の国境離島である「対馬(つしま)」。晴れた日には肉眼でも見えるほど韓国が近く、周囲に浮かぶ無数の島々を含め、面積の約90%弱が森林で覆われている緑豊かな長崎県の離島です。海に囲まれた対馬にはおいしい魚介類がたくさんあり、対馬特有の地形を活かした名物の養殖マグロ「トロの華」も有名です。今回はその養殖マグロをはじめ、サザエやアナゴなど豪華な海鮮を海を眺めながらのバーベキューでいただきました。対馬でランチやディナー、宿泊まで楽しめる「海小屋 吉栄」のバーベキューについてご紹介します。
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撮影:りとふる編集部
「海小屋 吉栄」で贅沢バーベキュー
中対馬と呼ばれる対馬のちょうど中央部に位置する漁港町の豊玉町千尋藻(ちろも)にある「海小屋 吉栄」は、ランチや予約制でディナーも楽しめる飲食店です。「漁師民泊 吉栄」や海産物の加工販売をする「いか吉工房」も運営しています。目の前には季節や時間によって様々な表情を見せてくれる大漁湾(おろしかわん)と雄大な山々が連なります。ちなみに、対馬よりも面積の広い沖縄本島や佐渡島などより漁港の数は対馬が日本一の多さを誇っています。
今回はアクティビティツアーに参加した対馬エコツアーまで特別に来ていただき、対馬名物の養殖マグロ「トロの華」を含む豪華海鮮バーベキューをいただきました。「海小屋 吉栄」の店舗でも窓やテラス席から海や山を眺められるそうですよ。
バーベキュー会場は人気アウトドアブランドSnow Peakのギアを使って、気分も爽快です。
こちらのカラフルな貝はヒオウギ貝。天然に色付いたというのが驚きで、オレンジやピンク色をしています。まるでホタテのような肉厚で味のあるふっくらとした貝柱でした。奥ではじっくりとアナゴを焼き始めてもらっていますよ。
「海小屋 吉栄」がある豊玉町千尋藻はイカ漁が盛んということで、イカ焼きもいただきました。ぷりぷりと食感の良いイカはとてもおいしかったです。
長崎県は日本有数の水揚げ量を誇るアナゴの産地ですが、その約9割がなんと対馬産です。そんな自慢のアナゴもバーベキューでいただきます。
身がしまっていながらもふわふわかとしているアナゴの白焼きに、すだちと対馬の藻塩を付けていただきます。バーナーでしっかりと焦げ目を付けていただくのも、また絶品でした。
対馬は海流や豊かな山からの豊富な栄養、対馬ならではの複雑なリアス海岸など様々な影響を受けておいしい魚介類が豊富に獲れます。そんな対馬の地形を活かして育てられた養殖の本マグロ「トロの華」もいただきました。
「トロの華」は中対馬の複雑な入り江が特徴的な浅茅(あそう)湾で養殖されているブランドマグロです。部位によって食感が異なり、それぞれのおいしさがありました。対馬に訪れたら、ぜひ1度は食べたい逸品です。
「海小屋 吉栄」への行き方
「海小屋 吉栄」へ行くには、対馬空港から車で北へ約30分の場所にあります。こちらではバーベキューや牡蠣などの海鮮の網焼きのほか、海鮮定食や海鮮ちゃんぽん、海の幸を使ったピザ、対馬独自のサツマイモから作られた“ろくべえ”と呼ばれる麺料理などもいただけます。ディナー営業やランチでもメニューによっては予約が必要な場合があるので、事前に確認をしてから訪れるのがおすすめです。
海小屋 吉栄
長崎県対馬市千尋藻字塩戸73-1
11:30~14:00(ディナーは1週間前までに要予約)
定休日:水曜日・第3土曜日(11月末~4月末の牡蠣シーズンは水曜のみ定休)
対馬について

画像提供:PIXTA
日本海側にある韓国と九州の間に浮かぶ長崎県の離島「対馬(つしま)」。離島が多い九州の中でも最北端に位置する国境離島です。壱岐対馬国定公園にも指定されている美しい風景や、複雑な入り江と大小様々な無数の島があり、山からも海からもその独特な景色を楽しむことができます。飛行機で対馬を訪れる際は、飛行機の窓からの景色も壮大なので、ぜひ眺めてみてくださいね。
最後に
今回は、対馬で新鮮な魚介類を楽しめる「海小屋 吉栄」についてご紹介しました。ダイナミックな山に囲まれて静かな海を眺めながらの海鮮バーベキュー。風やバーベキューの焼かれる音と時折聞こえる鳥の鳴き声を聞きながら、対馬の新鮮で豊かな海鮮をいただくとても贅沢な時間を過ごすことができました。
新鮮な魚介類といえば、お刺身ももちろん魅力的ですが、ぜひこのような海鮮バーベキューも楽しんでみてはいかがでしょうか。