【諸鈍デイゴ並木】加計呂麻島の諸鈍長浜沿いある奄美随一のデイゴ

鹿児島県奄美大島南西の瀬戸内町に属する離島「加計呂麻島（かけろまじま）」の各地で目にすることができるデイゴの大木。その中でも、島南部の湾に面した諸鈍（しょどん）の海岸には数百メートルに及ぶ並木が延び、奄美随一のデイゴの見どころとなっています。今回は奄美大島の南に位置する加計呂麻島の「諸鈍のデイゴ並木」の見どころや行き方についてご紹介します。

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文章・画像提供：瀬戸内町 水産観光課観光振興係
編集：りとふる編集部

【見どころ】
鹿児島県の離島である奄美大島（あまみおおしま）の南部と、加計呂麻島（かけろまじま）、請島（うけじま）、与路島（よろじま）の有人3島を含む島々からなる「瀬戸内町（せとうちちょう）」。

「加計呂麻島」の各地で目にすることができるデイゴの木は、インド原産のマメ科の落葉高木です。加計呂麻島の南部、諸鈍（しょどん）の海岸沿いには、62本の数百メートルに及ぶ「諸鈍のデイゴ並木」があります。古いもので樹齢300年以上と言われ、5月中旬～6月上旬になると深紅の花を咲かせます。諸鈍集落に伝わる話では、かつて南から琉球の船がこの赤い花を目印にやってきたとも言われています。

【設備状況】
隣接する諸鈍長浜公園内にトイレ・駐車場あり

【その他】

国の重要無形民俗文化財である、仮面をつけて踊る芝居「諸鈍シバヤ」が継承されていることでも有名な諸鈍集落。集落の目前に広がる諸鈍長浜は、映画「男はつらいよ」のロケ地としても知られ、公園には記念碑も建っています。

【行き方】
生間港（いけんまこう）より車で約5分ほど。

【最後に】
集落内の散策や公園の利用についてはマナーを守ってお楽しみください。