【縄文杉】屋久島のトロッコ道を歩く縄文杉トレッキング

鹿児島県大隅半島から約60km南に位置する離島「屋久島（やくしま）」。雄大で類まれな自然は世界自然遺産に登録され、本格的なトレッキングからマリンアクティビティまで楽しむことができる魅力あふれる離島です。今回は屋久島のシンボルでもある「縄文杉（じょうもんすぎ）」の見どころや行き方についてご紹介します。

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文章・画像提供：屋久島町 観光まちづくり課
編集：りとふる編集部

【見どころ】

鹿児島県の離島「屋久島（やくしま）」のシンボルとして有名な「縄文杉」。推定樹齢は2100年〜7200年とされ、屋久島では1番の大きさです。縄文杉トレッキングは往復約10時間の本格的な登山ですが、かつて林業に使われていたトロッコ道を歩くことができるのは縄文杉登山のみ。屋久島の歴史を感じながら歩いてみてはいかがでしょうか。縄文杉のほかにも大王杉や夫婦杉など、数千年生きる巨樹も必見です。

【楽しみ方】

登山ルートの途中にあるウィルソン株は、切り株の中から見上げるとハートの形が現れる人気のフォトスポット。ある角度からしかハートに見えないので、ぜひ探してみてください。そして、実はトロッコ道にもハートの穴があります。どこにあるか探してみてはいかがでしょうか。

【設備状況】
登山口、大株歩道入口に水洗トイレ、小杉谷バイオトイレがあります。数が限られており、また環境保全のため必ず携帯トイレを持参してください。

【マナー・注意事項】
本格的な登山となります。十分な登山装備、無理のない登山計画を立てて臨みましょう。

登山バス：荒川登山口までは登山バスが運行しています。詳細は公式サイトをご確認ください。
山岳部環境保全協力金：日帰りの場合1,000円、山中泊の場合2,000円
※バスチケットの購入及び山岳部環境保全協力金の納入については公式サイトをご確認ください。

【荒川登山口までの行き方】
こちらでは縄文杉トレッキングコースの入り口である「荒川登山口」までの行き方をご紹介します。

・宮之浦港から「屋久杉自然館前」まで車で約40分。屋久杉自然館から荒川登山口まで登山バスで約40分。
・屋久島空港から「屋久杉自然館前」まで車で約20分。屋久杉自然館から荒川登山口まで登山バスで約40分。
※登山口から縄文杉までは往復約10時間。

【最後に】

屋久島の森の主でもある「縄文杉」。往復約10時間と少しハードですが、一度は見てみたいですよね。十分な装備と経験豊富なガイドと一緒に、ぜひ挑戦してみてください。