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兵庫

姫路港からフェリーで行く家島のノスタルジックな島旅♪

2021.10.22

姫路港からフェリーで行く家島のノスタルジックな島旅♪

兵庫県姫路港から船で約30分で行ける「家島諸島」をご存知でしょうか。大阪など関西圏からのアクセスも良く、車がなくても行きやすい“しあわせの島”とも呼ばれています。家島諸島の歴史は深く、昔ながらの素朴な町並みが残り、神社や「家島十景」と呼ばれる漢詩の詠まれた景勝地が点在しています。兵庫県の中でも随一の漁獲量を誇り、新鮮でおいしいブランド魚が多いことでも有名です。釣り好きの中では有名な家島諸島ですが、今回は家島にスポットを当てて、釣り以外にも楽しめる観光スポットや伝統行事、おすすめグルメをご紹介します。

#兵庫県 離島 #姫路市 離島 #アイランドホッピング #家島グルメ
アイキャッチ画像提供:PIXTA



家島諸島とは?

家島_漁港_211011

画像提供:PIXTA

兵庫県の南西部、姫路市の沖合い約18kmの播磨灘(はりまなだ)に浮かぶ、大小44の島々からなる「家島諸島(いえしましょとう)」。4(し)が合わさっていることから、“しあわせの島”と呼ばれています。ぼうぜ鯖やぼうぜがに、華姫鰆、白鷺鱧など多くのブランド魚が有名で、お祝い事の際には鯛そうめんを食べる風習など、港町ならではの文化が今も残されています。釣り好きの方の中では人気が根強い離島ですが、港町ののどかな風景の良さを味わえる離島でありながら姫路港から船で約30分で行けるというアクセスの良さもあり、特に大阪などの関西圏から気軽に非日常感を味わえる離島としても人気が出てきています。

家島諸島4つの有人島

家島諸島は中心にある「家島」と、「坊勢島」「男鹿島」「西島」とそれぞれ特色のある4つの有人島があり、船で渡ることができる島々です。こちらでは4つの有人島について、それぞれの島の特徴をご紹介します。

家島_家島十景(宮浦夜泊)_211011

画像提供:PIXTA

家島(いえしま)…家島諸島の中心の離島で、「家島本島」と呼ばれることもあり、4つの有人島の人口のうち約半数以上が家島に住んでいます。新鮮な魚介類を楽しめる飲食店や宿泊施設もあり、体験ツアーが開催されるのも家島発のものが多いです。「家島十景」と呼ばれる家島諸島の景勝地のうち7つが家島にあり、初めての家島諸島への島旅は家島からスタートするのがおすすめです。

坊勢島_漁船_211011

画像提供:PIXTA

坊勢島(ぼうぜじま)…家島の次に人口が多い離島で、兵庫県内でも1、2位を争うほどトップクラスの漁獲高を誇り、島民の多くの方は漁業に携わっていると言われています。家島諸島で有名なぼうぜ鯖は、全国的に増えているブランド鯖の先駆けとされ、坊勢島で養殖されたぼうぜ鯖は刺身でもおいしく味わえるマサバです。

男鹿島_採石場_211011

画像提供:PIXTA

男鹿島(たんがしま)…家島諸島の有人島の中で最も東に位置し、夏には多くの海水浴客で賑わう離島です。採石の島でもあり、船で男鹿島に渡る際には茶色い岩肌がむき出しになっているのを見ることができます。

 

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西島(にしじま)…家島諸島の中で1番面積が大きく、男鹿島と共に採石が有名な離島です。西側の山の頂上にはコウナイの石などと呼ばれる丸い巨大な石があり、様々な呼ばれ方とともに謎に包まれたおもしろい隠れスポットや、旧石器時代や縄文時代などの遺跡も発掘されてロマンが詰まった歴史深い一面もある離島のうちの1つです。ロッジやテントでの宿泊やマリンスポーツなど様々なアクティビティを楽しめる「県立いえしま自然体験センター」では、離島ならではの環境を楽しみに観光客が訪れています。姫路港から直通の定期船はないため、坊勢島を経由して渡る二次離島ですが、きれいな海でできるマリンスポーツをぜひ1度は体験してみてくださいね。



家島の絶景スポット「家島十景」

家島諸島の中でも眺めの良い10か所の景勝地のことです。平野庸脩が1762年に著した『播磨鑑』という地誌で、家島諸島の旧跡を七言絶句の漢詩とともに紹介したものだと言われ、今も家島諸島の景勝地として多くの観光客が訪れるスポットです。山や港など家島諸島の風情を感じられる場所が多く、家島十景についての説明とともに漢詩の看板も設置されている場所もあります。ただし、現在は手入れがされていないため、景観が見づらくなっている場所もあるので、時間に余裕を持って訪れることをおすすめします。

➀白髭霊祠(しらひげれいし)…宮港の近くにある「宮浦神社」のことで、明治以前は家島白髭大明神と称されていたこともあり、家島十景では白髭霊祠とされています。赤坂清水に祀られているお地蔵様のうち1体はこちらにあったものだと言われていて、宮地区の氏神神社として住宅地の中にひっそりと鎮座しています。

②観音崎月(かんのんざきつき)…家島の南端の観音崎にかかる月を見て漢詩を詠んだと言われています。観音崎は地図に載っていないことや、堂崎と記されているものもあり、場所を探しながら景色を楽しむのがおすすめです。ただし細い道を通るので、雰囲気を味わいに行く際には安全に気を付けて進んでくださいね。

③天満霊樹(てんまれいじゅ)…宮港の東の天神鼻にある家島神社を囲むように自生している原生林のことを指しています。家島神社は島の方々に古くから神聖な場所として大切に守られていたおかげで、今も原生林が残されているのだと言われています。貴重な原生林が残っているということだけではなく、神秘的な雰囲気を感じることができ、家島神社からの眺めも良いのでおすすめです。

 

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④間浦古郭(まうらこかく)…標高70mほどの場所にある城山公園から真浦港を眺めた情景が詠まれました。城山公園は真浦港からすぐ近く、“どんがめっさん”という巨大な岩のある場所から階段を上がると辿り着きます。ただし近年では草木が茂り眺望があまり良くないこともあるので、フェリーとの時間調節など時間に余裕がある場合に立ち寄ると良いでしょう。

家島_家島十景(監館眺望)_211011

画像提供:PIXTA

⑤監館眺望(かんかんちょうぼう)…宮港や瀬戸内海を一望できる見晴らしの良い清水公園の頂上地点には、江戸幕府が設置した見張りのための監館があり、そこからの眺めが家島十景として選ばれています。現在の清水公園は春になると桜がきれいに咲くお花見スポットとして人気があり、多くの花見客が訪れています。家島神社からも近いので、合わせて訪れるのがおすすめですよ。

⑥赤坂清水・櫻谷雪景(あかさかしみず・さくらだにせっけい)…宮破風地区にある湧き水と櫻谷に降る雪景色を漢詩の題材にしたと言われています。現在は住宅地に家島十景の石碑が建てられていますが、かつて赤坂清水の湧水は貴重な井戸水だったようです。現在も井戸や水汲みポンプなどを見ることができるので、路地裏の町並みを見ながら散策をしたり、石碑を探してみると良いでしょう。

家島_家島十景(宮浦夜泊)_211011

画像提供:PIXTA

⑦宮浦夜泊(みやうらやはく)…宮港の入江に船を停めて一夜を明かした際の漢詩が詠まれた場所で、現在も高台から宮港を見下ろすと入江に船が停められているのを眺めることができます。駐車場などはなく分かりにくいので、地図を参考に景色を眺められる場所を探しながら観光をしていると家島十景と書かれた石碑を見つけられるかもしれません。今も変わらず船がたくさん停められていて港町の雰囲気を感じられるので、当時のことを想像してみるのも風情がありますね。

家島には10か所のうち7か所の景勝地がありますが、せっかくなので残りの3か所もご紹介します。家島十景を巡る際には、ぜひ合わせて訪れてみてくださいね。

⑧坊勢寺跡(ぼうぜてらあと)…坊勢島にある、現在では周辺が住宅地となっている坊勢寺跡で漢詩を詠んだと言われています。“えべっさん”と呼ばれる恵美酒神社や奈座港を見渡すことができる場所で、当時は今よりさらに眺めが良かったのではないかなど想像も膨らみます。奈座港沖には“伝説の島”として知られる「弁天島」があり、とても雰囲気が良い場所なので、合わせて訪れてみてくださいね。

⑨淡賀楯崎(あわがたてざき)…男鹿島の楯崎からの景色を詠んだ場所で、今も海を見渡すことができます。すぐ近くには採石された跡なのか反り立つような岩肌も見られ、男鹿島ならではの景色を見ることができますよ。

⑩松島野馬(まつしまのうま)…西島から、南にある無人島の松島のことを詠んだと言われています。西島の他にも、海に浮かぶ小さな無人島を眺めることができ、島旅感を味わえますよ。



家島の観光スポット

家島諸島の中心「家島」は、姫路港からの船が発着する真浦地区と宮地区に分かれています。真浦地区には飲食店や宿泊施設が多くある家島の中心地で、宮地区は漁師町なので町の雰囲気も一味違い、神社やお寺なども多くあります。どちらにも訪れたい観光名所があるので、電動自転車を借りて賢く観光をするのもおすすめです。ちなみに、地元では家島を“えじま”と呼ぶ方もいるそうですよ。島民の方とお話する機会があれば、尋ねてみてもおもしろいかもしれませんね。こちらでは地区ごとに観光スポットをご紹介するので、訪れる際の参考にしてみてくださいね。

真浦地区の観光スポット

・家島港ふれあいプラザ
家島港(真浦港)で船から降りてすぐの場所にある「家島港ふれあいプラザ」は、真浦港旅客船ターミナルの待合所や観光案内所などがあり、電動自転車のレンタルやお土産を購入することができる家島の総合観光施設です。こちらで島内の詳しい案内を聞いたり、電動自転車をレンタルすると坂道の多い家島でもスムーズに観光ができますよ。

・どんがめっさん

家島_どんがめっさん_211011

画像提供:PIXTA

港のすぐ近くにあり、“100回撫でると願いが叶う”と言われている亀のような形をした巨大な岩です。“亀が主人の帰りを待ち続け岩になった”と言われ、そこから今も家島の海の安全を見守り続けていると信じられています。地元の方だけではなく、船旅の安全を願って訪れる方も多いスポットです。

・姫路市家島B&Gセンター
カヌーやヨット、ウインドサーフィンなどマリンスポーツを体験できる施設で、体育館やテニスコートなどもある総合スポーツ施設です。家島の海で遊びたい方におすすめですよ。港から少し離れているので、コミュニティバスの時刻を調べて活用すると良いでしょう。姫路港から30分ほどの距離で離島らしいきれいな海でのマリンアクティビティを楽しめるスポットなので、ぜひ満喫してくださいね。

宮地区の観光スポット

・家島神社とヒメボタル

家島_家島神社本殿_211011

画像提供:PIXTA

2700年以上の歴史があると言われる「家島神社」はパワースポットとして訪れる方も多く、海のそばに建つ家島諸島の総鎮守です。鳥居の目の前に海が広がる珍しい景色は見応えがあるので、ぜひ写真に撮りたい景色ですよ。

家島_家島神社 鳥居_211011

画像提供:PIXTA

鳥居の目の前には海が広がりますが、周囲は家島十景の天満霊樹でも詠まれた原生林に囲まれています。家島神社には、神武天皇が即位前に祈願されたと伝えられていて、菅原道真公が太宰府に向かう途中で参拝したとも伝えられています。そのような伝承からも家島の歴史深い様子を感じられますね。鳥居越しに景色もとても絵になりますよ。

 

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家島神社の周辺では、毎年5月中旬から6月中旬頃にヒメボタルが暗い夜道を照らすように飛び回り、歴史ある神社の周辺で見る淡く優しい光は多くの人の心を和ませています。この時期に合わせて家島に宿泊するのも良いですね。


毎年7月後半には「家島天神祭」と呼ばれる家島諸島の中でも代表的な夏祭りが執り行われます。海上の安全と五穀豊穣を願い、のぼりを立てて華やかに飾られただんじり船が見物です。笛や太鼓によるお囃子の演奏に合わせて獅子舞が演じられ、迫力のある毎年恒例の夏の風物詩になっています。

 

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コロナ禍において2020年と2021年はだんじり船や獅子舞は中止され、神事のみ行われました。家島天神祭の日程に合わせて多くの船が大漁旗とともに島々を巡り、疫病退散を祈願しました。

・宮浦神社

 

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集落の中に佇む「宮浦神社」は家島十景の白髭霊嗣とも呼ばれ、宮港のから歩いて10分弱の距離にあります。御神木は樹齢1000年に達すると言われ、今も力強く根を張っています。また家島ではここ「宮浦神社」と真浦港側の「真浦神社」で節分祭が行われますが、昼間ではなく町が真っ暗になってから多くの人々が集まり、夜20時頃から行われます。豆以外にも家島の人気のお土産の味付け海苔やパンなど様々なものが撒かれることでも有名です。この節分祭に合わせて島外から訪れる方も多いようです。

家島名物グルメ「鯛そうめん」

皆さんは「鯛そうめん」という料理をご存知でしょうか。茹でたそうめんの上に鯛がのった家島の伝統的な郷土料理の1つです。シンプルに茹でられた鯛もあれば甘めに煮込まれた鯛もあり、見た目もほぐした鯛がのせられていたり、まるごと1匹が豪勢にのせられているものなど家庭やお店によって個性があります。家島ではお祝い事の際に欠かせない鯛と、兵庫県の特産品でもあるそうめんとの相性は抜群です。

離島あるあるですが、家島でもランチ営業の時間が短い飲食店もあるので、実際に家島グルメを堪能したい方は事前に行きたいお店に予約をしておくと安心ですよ。

家島の体験アクティビティ

家島の町並みを散策したり、おいしいグルメを楽しんだりと、島旅の楽しみは様々ありますが、家島では島に詳しい“いえしまコンシェルジュ”の方々にガイドをしてもらったり、実際に島民の方々にお世話になって料理教室を開いてもらったりと、島民の方々と関わりながら家島のことをより深く知って楽しめる体験メニューが提供されています。ぜひディープな島旅を楽しみたい方は調べてみてくださいね。
家島観光事業組合 しまたびツアーはこちら
家島コンシェルジュはこちら



家島での交通手段!エコレンタカーやレンタサイクルとは?

観光したいスポットが決まったら、次に気になるのは島内をどうやって移動するかという交通手段についてですよね。家島は観光スポットが2つの港周辺に集まっているので、ゆっくりと歩いて町並みを楽しみながら散策するのもおすすめです。昔ながらの暮らしの風景が残っているので、ノスタルジックな雰囲気を楽しめますよ。小さな子ども連れの方には徒歩またはコミュニティバスの利用もおすすめです。
行きたいスポットがたくさんある方や、気軽にいろいろと動き回りたい方にはレンタサイクルやレンタカーもおすすめなので、こちらで詳しくご紹介します。また、感染症対策のため貸し出し等を中止している場合もあるので、詳細は事前に直接確認することをおすすめします。

レンタサイクル「島チャリ」

家島には普通自転車と電動アシスト自転車の2種類のレンタサイクルが用意されています。費用を抑えたい方には普通自転車がおすすめ!ちなみに、家島は坂道が多いので、自転車に乗り慣れていない方には楽々に進む電動アシスト自転車がおすすめですよ。どちらも家島港ふれあいプラザ内で借りることができます。ただし、どちらも台数に限りがあるので、早めに予約をすると安心です。

【電動アシスト自転車の貸出】
家島港ふれあいプラザ内 家島観光事業組合にて(TEL 079-325-8777
1時間以内 1,000円/3時間以内 1,200円/5時間以内 1,500円
5時間以降 1時間毎に100円追加、1日最大2,000円
16:00~18:00までの貸出1,200円
※貸出時に預かり金2,500円(保証料込み)、返却時に返金されます。
※電話での連絡で最大20時まで延長可能です。利用の際は必ず連絡をしてくださいね。
※また、合わせて訪れたい坊勢島の奈座港・輝観光事務所でも電動アシスト自転車の貸出を行っています。

【普通自転車の貸出】
家島港ふれあいプラザ内 有限会社高福ライナー真浦営業所にて(TEL 079-325-0660
1日 600円

電気自動車レンタカー

家島では環境に配慮した電気自動車が導入されています。いわゆるレンタカーですが、想像する普通自動車などとは少し違います。その理由は、オープンカー仕様の電気三輪自動車ということです。家島には細い路地も多く、一般的な軽自動車よりもさらにコンパクトで、走行音も静かな電気三輪自動車が大活躍します。コンパクトな車体ですが、最大4人まで乗車することができるので、家族やグループでのドライブも可能ですよ。ただし、安全上6歳未満の子どもや乳幼児を抱っこしての乗車はできないため、小さな子ども連れの方は注意が必要です。こちらも電動アシスト自転車と同じ家島観光事業組合でレンタルができます。

【電気三輪自動車の貸出】
家島港ふれあいプラザ内 家島観光事業組合にて(TEL 079-325-8777
1時間 2,000円/3時間 3,800円
以後30分毎に500円追加
※運転には普通自動車免許が必要です。
※乗車は6歳以上から可能です。
※体重制限200kgまで。

家島コミュニティバス

家島では大型バスの運行はしていないため、唯一のバスとしてコミュニティバスが利用できます。2つの港に合わせて真浦ルートと宮ルートがあり、島民の方々にとって貴重な交通手段になっています。もし利用する場合は、ルールを守って利用させてもらってくださいね。ただし、日曜祝日は運休で、土曜の運行も6月から9月の午前中のみに限られているのでご注意が必要です。

料金:1回100円(小学生以下50円)
家島コミュニティバスの時刻表については姫路市公式ウェブサイトから確認してください。

家島諸島へのアクセス方法

姫路港_211011

画像提供:PIXTA

姫路港から家島へは「高速いえしま」と「高福ライナー」の2社の高速船が運航しています。家島には西側の真浦港と、東側の宮港の2つ港があり、レンタサイクルなどができる家島港ふれあいプラザは真浦港側にあります。また家島諸島の総鎮守である家島神社をはじめ、神社などが多いのは宮港側です。家島の中で訪れたい場所に合わせて港を選ぶと良いですよ。

姫路港⇔家島(真浦港・宮港)…約30分/片道1,000円

真浦港と宮港はまっすぐ歩けば30分ほどの距離なので、まずは真浦港で下船して家島港ふれあいプラザで情報収集をしてから歩いて家島を巡り、宮港から姫路港に帰るプランもおすすめですよ。2つの港の雰囲気の違いを感じるのも良いですね。

ちなみに姫路港までは、JR姫路駅北口から「神姫バス 姫路港行き」に乗ると行くことができます。

JR姫路駅北口⇔姫路港…約30分

最後に

船で気軽に行ける距離感の「家島」なので、まずは自分たちで島内を散策、次はツアーに参加して町巡りに参加するなど、何度も違った楽しみ方ができるのも家島の魅力の1つです。まずは家島、次は坊勢島…と家島諸島を巡って楽しみながらお気に入りの場所を見つけてみてくださいね。

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