【マルタ 首都ヴァレッタ】街全体が世界遺産！マルタ島観光の見どころ

街全体が世界遺産に登録されているマルタ共和国の首都「ヴァレッタ （Valletta）」。1565年の歴史的なマルタ大包囲戦の後、聖ヨハネ騎士団長ジャン・パリゾ・ド・ラ・ヴァレットによって築かれた要塞都市です。大統領府や国会議事堂、首相官邸など国の政治機能が集まっていますが、おしゃれなカフェやレストランもあり歩いているだけでも楽しめる「世界遺産の首都 ヴァレッタ 」の見どころについてご紹介します。

#マルタ共和国 離島 #マルタ島 観光 #観光スポット
文章・画像提供：マルタ観光局
編集：りとふる編集部

【見どころ】
地中海の中央に浮かび、年間を通じて温暖な気候に恵まれているのんびりとした島国「マルタ共和国」。マルタ共和国の首都「ヴァレッタ （Valletta）」は、街全体が世界遺産に登録されています。そんな「ヴァレッタ （Valletta）」の見どころをご紹介します。

・聖ヨハネ大聖堂（St John’s Co-Cathedral）

マルタ騎士団の守護聖人ヨハネを称える大聖堂である「聖ヨハネ大聖堂（St John’s Co-Cathedral）」。質素な外観からは想像もできない豪華な内部は、誰もが目を奪われます。床には畳一畳よりやや小さめの大理石の板が敷かれていて、ラテン語で墓碑銘や絵が描かれています。この床の下には400人もの騎士たちが眠っています。
聖堂側面には出身言語ごとに8つの礼拝堂があります。大聖堂に併設されている美術館では、イタリアの巨匠カラヴァッジョの「聖ヨハネの斬首」「聖ヒエロニムス」をご覧いただけます。

・騎士団長の宮殿（The Grandmaster’s Palace）

歴代の騎士団長の公邸である「騎士団長の宮殿（The Grandmaster’s Palace）」は、現在は大統領府として使用されています。タペストリーが壁を覆う「審議の間」、大包囲戦の様子を描いた「最高審議の間」など、騎士団時代の重要な部屋を見学できます。廊下に並ぶ中世の甲冑はすべて本物です。付属の兵器庫（The Palace Armoury）では騎士団長ラ・ヴァレットの着用した甲冑もご覧いただけます。

・アッパーバラッカガーデン（Upper Barrakka Gardens）

イタリア出身の騎士団員の憩いの場として使用されていた公園「アッパーバラッカガーデン（Upper Barrakka Gardens）」。展望台からは、対岸のスリーシティーズやグランドハーバーを行き交う豪華客船を眺めることができます。毎日正午と16時に時報として大砲が放たれる瞬間は迫力満点です。

・カーサ・ロッカ・ピッコラ（Casa Rocca Piccola）

16世紀に建てられたマルタ貴族の邸宅「カーサ・ロッカ・ピッコラ（Casa Rocca Piccola）」。計50ある部屋の一部と3つの地下防空壕が一般公開されています。代々伝わる家具や調度品、貴重なコレクションから、貴族の生活の様子を垣間見ることができます。

【最後に】
マルタ観光の最大の見どころが首都「ヴァレッタ」。“マルタストーン”と呼ばれるはちみつ色の建物が並び、中世に迷い込んだような気分で街歩きを楽しめます。街の真ん中を東西に貫く大通りのリパブリック通りを中心に、かわいいカフェやおしゃれなお店がたくさんあります。 カラフルな出窓が並ぶ光景はフォトジェニック間違いなし！