東京
八丈島:宿泊機能付きサテライトオフィス『Island and office 八丈島』オープン
Island and office株式会社は、企業合宿や研修施設として活用可能な宿泊機能付きのサテライトオフィス『Island and office』の提供を開始しました。第一弾として、羽田空港から55分のフライトで到着する八丈島に、『Island and office八丈島』をオープンしました。
当社は、「働く景色を、変えていく。」をコンセプトに、国内の離島にシェア型のサテライトオフィスを建設しています。会員企業は、月額利用料(年間計300万円〜)を支払うことで利用が可能。自社でのオフィス建設や初期コスト不要で、サブスクリプション型でサテライトオフィスを運営することができます。従業員のインセンティブトリップ、社内新規事業コンテスト、経営合宿、開発合宿など、さまざまな活用法を想定した設備を提供します。
すでに、インキュベイトファンド株式会社、株式会社2100の導入が決定しているほか、Sansan株式会社をはじめとする数社は、役員合宿で利用しています。
当社は、日常とは異なる環境を提供することで、これまでにないアイデアの創出や自由な発想によるイノベーティブな成果を後押しするとともに、ニューノーマルにフィットした新たな働き方を提案します。また今後は、国内の離島にて、順次『Island and office』を開設して参ります。
■背景
働き方改革やオープンイノベーションへの関心の高まりから、ベンチャー企業を中心にコワーキングスペースの活用やテレワークの導入が進み、新型コロナウイルス感染対策としてもその動きは一気に加速しました。また、ザイマックス総研が実施した「働き方とワークプレイスに関する首都圏企業調査 2020年8月*」によると、新型コロナウイルス感染症拡大をきっかけにサテライトオフィスを導入・拡張した企業は、15%近くにのぼります。
当社は、今後も多様化する働き方の中でも、特に日常から離れた「転地効果」が生み出す創造性を最大化したいという想いで、サテライトオフィスを離島につくることを決定しました。
*出典:ザイマックス総研「働き方とワークプレイスに関する首都圏企業調査 2020年8月」詳細はこちら
■利用企業によるコメント
インキュベイトファンド General Partner 赤浦 徹氏
役員合宿で『Island and office八丈島』を利用し、会社の長期ビジョンや直近の経営課題などについて議論しました。自然に囲まれた空間で、普段よりも本質的かつ創造的なアイデアが出て、深く議論することができました。今後も、役員合宿や投資先をまじえたオフサイトミーティングなどで利用することを考えています。将来的に、『Island and office』が国内各地の離島で事業展開し、「あえて離島で仕事する」という働き方が世の中に広まることを期待しています。
■『Island and office 八丈島』概要
『Island and office八丈島』は、すべての部屋から海を臨むことができる、宿泊機能付きのサテライトオフィスです。年平均気温17.8度の亜熱帯気候、雄大な自然に囲まれた八丈島で、業務に集中していただけるようさまざまな設備を備えています。
設備:会議スペース、個室4部屋、大部屋1部屋、キッチンスペース(8名定員)
料金:年間契約300万円(税抜)〜
申込はこちら
※当面は1日1社限定。将来的にスペースを拡張し、複数企業の利用や交流の場の提供を検討。
※ANAとの共同実証実験として、往復航空券を含むフライト付きプランを提供。
【会社概要】
Island and office株式会社
事業:宿泊機能付きサテライトオフィスの企画・開発・運営
代表:須磨一清(代表取締役社長)
設立日:2018年9月28日
所在地:〒155-0032 東京都世田谷区代沢2-46-4
資本金:4328万円
企業HP
【代表の略歴】
代表取締役 須磨一清
コロンビア大学建築修士科を卒業後、 米国にてホテル/レストランの建築設計に従事。帰国後、 建築ユニットBUSとして徳島県神山町の地域再生に関わり、2016年ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展にて審査員特別賞を受賞。また、2015年に設計したJIKKAは多くの国際メディアに取り上げられる。2018年にIsland and office創業。