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全国で進むキャッシュレス化!離島地域でのキャッシュレス化の状況は!?

2022.04.18

全国で進むキャッシュレス化!離島地域でのキャッシュレス化の状況は!?

※本ページはプロモーションが含まれています

近年では感染症対策の強化で非接触対応が求められ、店舗のキャッシュレス化が急速に進んでいます。今では、クレジットカード決済からQRコード決済までキャッシュレス決済対応の多様化も進んでいます。
りとふる編集部ではメディア運営の開始以来、さまざまな離島へ取材に訪れています。今回は過去に訪れた離島のキャッシュレス化の状況や、りとふる編集部で実施したアンケート結果も合わせてご紹介します。

#りとふるアンケート #ニーズ調査 #独自アンケート
アイキャッチ画像提供:PIXTA
文章・撮影:りとふる編集部



離島でのキャッシュレス化の現状

実は、離島地域でもコロナ禍前にインバウンド需要や観光客を取り込むため、キャッシュレス対策を行う地域はありました。例えば、長崎県の離島である壱岐島や五島列島では、電子スタンプを活用した地域通貨「しまとく通貨」などがあり、観光客は1セット5,000円で購入すると1,000円のプレミアムが付いて利用することができるというものでした(こちらは平成31年3月末をもって終了しています)。壱岐島に在住している方にお話を伺ったところ、島内の飲食店でも「paypay」などのQRコード決済の導入が進み、限られた地域でしか利用ができない地域通貨よりも全国で使える決済手段の方が普及したとのことです。こうした終了の背景には、QRコード決済の普及があるとも言えそうです。

屋久島・無人温泉

他にも、昨年に屋久島を訪れた際、無人温泉の入浴料が現金だけではなく、キャッシュレスにも対応していました。現金の投入口にはQRコードが表示されていて、「paypay」や「メルペイ」「auペイ」などに対応していました。
このように数年前と比べると本土から離れた離島でも着々とキャッシュレス化は進んでいます。ただ、人気観光地の離島でもQRコード決済は可能でもクレジットカードは利用不可のお店が多かったり、小さな島のお店では現金支払いのみのお店も少なくはありません。
離島にはATMの設置が少ないこともあるため、離島へ観光に行く際はある程度の現金を余裕を持って準備をしておくと良いでしょう。

キャッシュレスに関するアンケート結果

では、皆さんは日常の支払いの状況はどのようになっているのでしょうか。読者アンケートを実施しました。

【調査期間】2022年4月15日~16日
【調査方法】Instagramアンケート

キャッシュレスアンケート

こちらのアンケート結果から、「日常でよく使う決済」はクレジットカードが49.5%と最も多く、次いでQRコード決済となりました。ただし、QRコード決済と電子マネー、現金にほとんど差はなく、クレジットカードの利用者が最も多いことが分かります。
また、「離島でのキャッシュレス化」については、「まだまだ不便と感じる」が70.7%でした。離島への観光客が、離島ではキャッシュレス化が進んでいると感じるには、利用者の多いクレジットカードへの対応が店舗側に必要ということでしょうか。

キャッシュレス決済端末はなぜ必要なの?

スマホ決済

画像提供:PIXTA

店舗側がキャッシュレス化を進める場合、QRコード決済の導入のハードルは低いのですが、マルチにキャッシュレス対応をするためには、アンケート結果にあるように、クレジットカードにも対応したキャッシュレス決済端末が不可欠です。
では、キャッシュレス決済端末にはどのようなものがあるのでしょうか。
まず、国内でもシェアが高いとされているのが、「じゃらん」や「SUUMO」などを手掛けるリクルート社が提供している決済サービス「AirPAY」です。長崎県壱岐島の飲食店を取材した際にも、何店舗かで導入がされていました。大手企業が提供しているサービスということもあり、交通系電子マネーやd払いなど、国内で利用されているさまざまな決済手段に対応していることが特徴です。
他にも、twitterの創業者でもあるジャック・ドーシー氏が創業したサンフランシスコに本社がある「Square」というモバイル決済端末も有名です。最近TVCMなどでも放映されている「STORES決済」は、導入する店舗が増えているキャッシュレス決済端末の1つです。しかし、「AirPAY」と比べて対応している決済手段は少ないのですが、手軽に持ち運べるコンパクトな決済端末なので、アクティビティ事業者などにとっては現地集合の場合でも、店舗ではなくその場でキャッシュレス決済ができたり、国内すべての銀行に対応しているのが特徴です。また、LTE/4G/5G/Wi-Fiのいずれかのインターネット環境があれば、利用が可能なため、離島地域でも多くの場所で利用をすることが可能です。

現在ではさまざまなキャッシュレス決済手段があり、キャッシュレス決済端末だけでも10社以上のメーカーが乱立する中、何を決め手に選べば良いのか迷う方も多いのではないかと思います。
もし、メーカー側による都合で突然サービスが終了するようなことがあれば、新たに決済システムの見直しや検討をしなければならないなどの手間がかかったり、売上の入金の遅れなどのトラブルに発展することもあり得ることでしょう。
店舗の重要な売上を扱う決済サービスを選ぶ際は、長く安心して利用ができるサービスを選ぶ必要がありそうです。
今回ご紹介した3つの決済サービスは、どちらも安心して利用ができるキャッシュレス決済端末ではないでしょうか。



最後に

離島のキャッシュレスの状況や、キャッシュレス決済端末の比較についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。少しずつではありますが、離島でのキャッシュレス化も進んでいます。
最近では、キャッシュレス決済端末のメーカーがキャンペーンをしていたり、自治体が独自に補助事業をしていたりと導入もしやすくなっています。
また、20~30代の移住者が増加している自治体や離島でのワーケーションを促進している自治体も多くあります。
若い方やファミリー層が島内に増えることで、今後さらに離島でのキャッシュレス化も進み、観光客にとっても訪れやすい離島へと変化していくことでしょう。