記念物保護100年記念!特殊切手「史跡名勝天然記念物保護100年」発行決定
「記念物」(史跡名勝天然記念物)保護の取組みが始まってから、令和元年で100年を迎えました。この節目に、文化庁では「記念物100年」事業を展開中。令和元年度から令和3年度にわたって、記念物保護の重要性を多くの方に知っていただくための様々な事業を実施しています。この「記念物100年」を記念し、2020年7月17日(金)に特殊切手「史跡名勝天然記念物保護100年」を発行することが決定しました。
そもそも「記念物」ってなに?
「記念物」とは、次の文化財を総称したものです。
⑴貝塚、古墳、都城跡、城跡旧宅等の遺跡で我が国にとって歴史上または学術上価値の高いもの
⑵庭園、橋梁、峡谷、海浜、山岳等の名勝地で我が国にとって芸術上または鑑賞上価値の高いもの
⑶動物、植物及び地質鉱物で我が国にとって学術上価値の高いもの
このように、記念物の種類は、遺跡だけでなく名勝地や動物・植物・ 地質鉱物など多種類で広範囲にわたります。調査や研究の結果、記念物の中でも重要と判断されたものは「史跡名称天然記念物」に指定されます。
人々の自然観や土地への思いを継いで、それにまつわる文化を守り育むことが記念物保護の取組みです。
史跡・名勝・天然記念物が並ぶデザインに注目!
今回の特殊切手に掲載される記念物を一部ご紹介します。
今帰仁城跡/史跡
沖縄の三山分立時代における北山王の居城で、13世紀後半の築城とされています。主郭を中心に大小の郭からなる連郭式の山城で、石垣は3~8mの高さ、曲線的に積み上げるところに琉球独自の技術をみることができます。城の規模、縄張りの複雑さ、遺構の保存状況が良好で、沖縄屈指の城跡です。
7月17日発行。美しい日本の記念物をお手元でお楽しみください
発行枚数:500万枚(50万シート)
販売場所:全国の郵便局、郵便局のネットショップ※、銀座郵便局での郵便振替による通信販売 等
※郵便局のネットショップへの掲載は、2020年7月17日(金)の予定です。
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※記事一部抜粋
提供:PR TIMES