愛媛
瀬戸内の島で、旅するように暮らす。 ゲストハウスのお手伝いをしながら始める「ヤドカリ島暮らし」
本州と四国を結ぶしまなみ海道。そのほぼ真ん中に位置する大三島(おおみしま)は、豊かな自然と歴史が息づく、瀬戸内海の島です。
この島で、旅より少し長く、移住よりも気軽に暮らしてみませんか?
大山祇神社の参道沿いにある「Co-living & Cafe SANDO」では、ゲストハウスのお手伝いをしながら島で過ごす「ヤドカリ島暮らし」の参加者を募集しています。客室・共用部の清掃やチェックインを1日2〜4時間程度、週4日お手伝いいただくことを想定し、滞在場所を無料で提供する取り組みです。
世界中から訪れる旅人と交流したり、自転車で島を巡ったり、参道のお店の人と顔なじみになったり。観光だけでは出会えない島の日常を楽しんでもらえたらと思っています。今回はSANDOを営む大橋さんに、取り組みへの思いを伺いました。
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画像提供:合同会社さんど
ヤドカリ島暮らしとは
ヤドカリが自分に合う貝殻を探して住処を変えるように、島で気軽に仮住まいをしながら、自分に合う暮らしを探してほしい。そんな思いから生まれたのが「ヤドカリ島暮らし」です。
「いつか島で暮らしてみたいけれど、いきなり移住するのは不安」という方にも、日々の仕事や買い物、近所づきあいまで含めて、島の生活に触れてもらいたいと考えています。旅行より長く、移住より身軽に。手伝いを通じて宿や地域の人たちと関わりながら過ごす、お互いにとっての新しい出会いの形です。
都会を離れてたどり着いた居場所

SANDOの店内にて
大橋さんが大三島と出会ったのは、豪華客船のレストラン部門で働いていた頃。旅の途中で立ち寄った島の歴史や自然、人の営みに惹かれ、地域おこし協力隊としての活動にも携わりました。
クラフトビールの醸造所やワイナリーなど、島ならではの挑戦も生まれるなかで、「まだ知られていない可能性がたくさんある」と感じた大橋さん。地元の職人たちの力を借りて、かつてお茶屋だった建物を少しずつ改装し、2022年に「Co-living & Cafe SANDO」をオープンしました。
ゲストハウスには「共に暮らす」という意味のコリビングの考え方を取り入れています。しまなみ海道を走るサイクリスト、海外からの旅行者、島で仕事をする人たちが、食事や何気ない会話をきっかけに出会う場所です。
「泊まって終わりではなく、宮浦の参道や島の人たちにも出会ってほしい」。そんなSANDOの思いを、滞在者と一緒に育てていけたらと考えています。
お手伝いの内容と、島での過ごし方

SANDOの客室イメージ
お願いしたいのは、宿泊施設の運営に関わる次の2つのお手伝いです。初めての方にも進め方をお伝えします。
①チェックイン対応
宿泊ゲストの受付や館内の案内などをお手伝いいただきます。海外からのお客さまも多いため、英語を使ってみたい方には実践の機会があります。流暢な英語が必須というわけではなく、相手に伝えようとする気持ちを大切にしています。
②客室・共用部の清掃
ベッドまわりや客室、共用スペースを整え、ゲストが気持ちよく滞在できる空間をつくるお手伝いです。派手な仕事ではありませんが、宿の居心地を支える大切な役割です。
お手伝いは、1日2〜4時間程度・週4日を想定しています。担当時間帯は予約状況やその日の業務に合わせて相談します。それ以外の時間は、島を巡ったり、読書や創作、リモートワークをしたり、それぞれのペースで過ごしてください。
宮浦で暮らすと、こんな毎日が待っています
SANDOがある宮浦は、大山祇神社へ続く参道を中心に、人の行き来が感じられるエリアです。お手伝いの前に参道を散歩し、近くのお店で買い物をして、夕方には海まで歩いてみる。そんな小さな日常が、滞在を重ねるほど自分の暮らしになっていきます。
例えば、参道入口の「ミヤウラ商店」では島の食品や雑貨に出会えます。カフェに立ち寄れば、宿で会った旅人と再会することもあるかもしれません。休みの日には貸出自転車で島の海沿いを走ったり、少し足を延ばしてしまなみ海道の風景を楽しんだり。地元の人におすすめの場所を尋ねるのも、滞在の楽しみのひとつです。
もちろん島暮らしには、都市部とは違う不便さもあります。買い物や移動の選択肢は限られ、天候や季節によって過ごし方も変わります。だからこそ、観光客としてではなく、生活者として島を体験してみてほしいのです。
1週間の暮らしのイメージ
週4日のお手伝いと自由時間を組み合わせた、モデルスケジュールです。実際の活動日や時間帯は、宿の予約状況などに応じて調整します。
| 曜日 | お手伝いの例 | 空き時間の過ごし方 |
| 月 | お休み | 大山祇神社の参道散歩、読書やリモートワーク |
| 火 | お休み | 自転車で島巡り、海辺でのんびり |
| 水 | 清掃(約3時間) | ミヤウラ商店に立ち寄り、島の食品を探す |
| 木 | 清掃・館内準備(約2時間) | カフェで作業、夕方の散歩 |
| 金 | お休み | 島内の気になる場所を訪ねる |
| 土 | 清掃・チェックイン(約4時間) | 空いた時間に近所を散策 |
| 日 | 清掃・チェックイン(約3時間) | ゲストや地域の人と交流 |
※上記は生活をイメージするための一例です。実際の活動日は固定ではありません。また、業務内容・時間は事前に相談のうえ決定します。
募集概要
| 活動内容 | 宿泊ゲストのチェックイン対応、客室・共用部の清掃など |
|---|---|
| 活動の目安 | 1日2時間〜4時間程度、週4日 |
| 滞在時間 | 3週間以上〜3か月 |
| 滞在場所 | SANDOが運営するシェアハウスの個室(部屋の種類・相部屋の有無は個別に案内) |
| 滞在費 | 無料(お手伝いと滞在場所の提供を組み合わせた制度) |
| 募集人数 | 1名〜4名程度(受け入れ状況により変動) |
| 自転車の貸出 | あり(利用条件は事前にご案内) |
| 島内でのアルバイト | 希望があれば紹介について相談可能(紹介・採用を保証するものではありません) |
※食費や現地までの交通費、個人の生活費は自己負担となります。
※活動と滞在の条件・受け入れ可否は、お申し込み後に個別にご案内します。
- 島での暮らしを、移住前に試してみたい方
- 旅より長く滞在して、地元の日常や人との交流を楽しみたい方
- 宿泊施設の運営や接客に興味がある方
- 海外からの旅行者と交流したり、英語を使う経験をしてみたい方
- リモートワークや創作と、島での暮らしを組み合わせたい方
- 地域での仕事づくりや新しい暮らし方を考えている方
大三島での暮らしの魅力

サイクリングで楽しむ瀬戸内の風景
大三島は、海と山が身近にある島です。澄んだ夜に星空を眺めたり、海沿いで夕日を見たり、休日に自転車でしまなみ海道を走ったり。季節によって表情を変える風景が、毎日のすぐそばにあります。
橋を通じて今治や本州側にも移動できる一方、日々の買い物や交通手段には工夫が必要なこともあります。便利さだけでは測れない豊かさと、実際に暮らして初めて分かる不便さ。その両方を知ることができるのが、少し長めに島に滞在する価値だと思います。
島では子育てをする家族も、移住して新しい仕事に挑戦する人もいます。大橋さん自身も家族と暮らしながら店を営んでいます。数日間の観光では見えない地域の日常に、無理のない距離感で触れてもらえたらうれしいです。

大三島で眺める夕景
子育ての面で島暮らしを心配する方もいるかもしれませんが、車で40分ほどの場所にある産婦人科医院や、認定こども園から高校まであります。私自身も2人の子どもを育てながらこの店を切り盛りしてきました。子どもを見守り合いながら、持ちつ持たれつで一緒に頑張っていけたらと思っています。島ならではの1年を通して海に沈む夕日がひときわ美しく見える特等席もあります。少し歩いて海沿いに出れば、その絶景がすぐそこに広がっています。
応募を考えている方へ
島に興味はあるけれど、移住となると勇気がいる。そんな気持ちはよく分かります。「ヤドカリ島暮らし」は、島の暮らしを気軽に体験してもらうための入口です。
私たちがSANDOを始めたのは、旅人と地域の人が自然に交わり、新しい出会いやつながりが生まれる場所をつくりたかったからです。今回の取り組みも、その延長にあります。
ゲストハウスのお手伝いをしながら、参道のお店に通ったり、地元の人と話したり、お気に入りの場所を見つけたり。帰る頃には、大三島が「また訪れたい場所」になっていたらうれしいです。
将来の移住を考えている方も、旅の途中で少し腰を落ち着けたい方も、ぜひ気軽にお問い合わせください。大三島でお会いできるのを楽しみにしています。
応募方法について
ご興味のある方、ご質問のある方は、下記応募フォームからご連絡ください。内容を確認のうえ、担当者からご連絡します。
会社概要
募集主:合同会社さんど
所在地:愛媛県今治市大三島町宮浦5495
電話番号:050-8882-0576
公式ホームページ:Co-living & Cafe SANDO





