北アメリカ
【ハワイ出雲大社】オアフ島に建てられた、出雲大社の分院
日系移民への神道布教を目的に、1906年(明治39年)に建てられた出雲大社の分院「ハワイ出雲大社」。1941年(昭和16年)の日米開戦により、神職の身柄拘束など甚大な被害を受けましたが、戦後、社殿が現在地に移築修理されました。
毎年お正月には初詣に訪れる人も多く、ハワイ出雲大社で縁結びのご祈祷をしていただきご縁ができた、など地元の人のみならず観光客の人気スポットにもなっています。
ハワイの出雲大社でのみ求めることができる、御朱印、御朱印帳、おまもりも人気となっています。
ハワイ出雲大社では参拝の証として御朱印をいただくことができます
御朱印とは、神社や寺院に奉仕される方より墨書きと捺印を授かることです。信仰の対象である御朱印はノートやメモ帳、スタンプ帳ではなく、御朱印帳にいただくようにしてください。
ハワイ出雲大社でも御朱印を受けることができます。もし自分の御朱印帳を忘れた時には、一枚刷りの御朱印や特製の御朱印帳も求めることができます。
ハワイ出雲大社ならではの、お守りや御朱印が用意されています。
出雲大社ハワイ分院「ハワイ出雲大社」の由緒
1871年日本政府とハワイ王国の間で、修好通商条約が締結され、1885年に最初の官約移民が日本からハワイに到着しました。その後のハワイに到着した移民たちは、出雲大社の信仰圏である広島県、山口県など西日本の出身者が多くいることで、当時の出雲大社教官長の命を受け、1906年 広島出身の神職 宮王勝良氏が初代ハワイ出雲大社分院長を務めるために来布し、日系移民への神道布教の為 出雲大社教会所が開設されました。
こうした出雲大社の宗教活動により、1919年 ハワイ政府より法人組織として認可され、1922年 現在の社殿が竣功し繁栄発展していきました。
しかし1941年 第二次世界大戦の開戦で米国政府により全宗教活動の停止、財産の没収、神職の身柄拘束などの甚大な被害を受けながらも、終戦後 収容所より帰布した宮王重丸2代目分院長は、仮社殿の神明奉仕の傍ら、10年間に及ぶ法廷闘争を続け勝訴、返還された社殿を現在の場所に移築修理を行い、1969年には竣功大際が行われました。その後2006年には100周年記念、2016年には110周年を迎え奉祝記念大祭が執り行われました。
ハワイ出雲大社(出雲大社ハワイ分院)神職 天野大也 宮司、宮坂 純 禰宜
●Bishop 天野大也(写真左)
1979年 國學院大學 神道学科卒業後、神社本庁に勤める。/1988年 島根県の出雲大社に奉職/1990年 ハワイ出雲大社へ
●Assistant Priest 宮坂 純(写真右)
2006年 皇學館大學神道専攻科卒業後、島根県出雲大社に奉職/2011年 ハワイ出雲大社へ
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ハワイ出雲大社(Hawaii Izumo Taisha)
Izumo Taisha, Honolulu, HI 96817
808-538-7778 FAX 808-599-2786
8:30〜16:45
メールアドレス:izumotaishahawaii@gmail.com