【世界の離島】海外の島と島国からお気に入りの離島を見つけよう
世界には無数の島々があります。ここでは数万以上ある島々の中から、世界遺産がある離島や日本から直行便で行くことができる離島、一度は行ってみたい島国などをカテゴリ別でご紹介します。自分に合った離島を探してみてください。
2019年3月1日現在の記事
2021年6月25日再編集
※世界遺産のある島の一部
世界遺産のある海外の離島
世界文化遺産のある離島
・メインランド島・ウェストレー島など(オークニー諸島の新石器時代遺跡中心地)
イギリス北部にあるスコットランド諸島の世界遺産「オークニー諸島の新石器時代遺跡中心地」では、北ヨーロッパ最古の石の住居など新石器時代の人々の暮らしを物語るたくさんの遺跡があります。
・テルセイラ島(アゾレス諸島のアングラ・ド・エロイズモの町の中心地区)
北大西洋に浮かぶアゾレス諸島の世界遺産「アゾレス諸島のアングラ・ド・エロイズモの町の中心地区」では、サンセバスチャン要塞やバロック建築のサンティッシモ・エスペリート大聖堂などの歴史的な景観が見どころです。
・キュラソー島(港町ヴィレムスタット歴史地域、キュラソー島)
カリブ海に浮かぶキュラソー島の世界遺産「港町ヴィレムスタット歴史地域」では、かつてオランダ海上帝国の植民都市として建設されたパステルカラーの街並みが特徴的です。
・ライヒェナウ島(僧院の島ライヒェナウ)
ドイツのコンスタンツ湖(ウンター湖)に浮かぶライヒェナウ島の世界遺産「僧院の島ライヒェナウ」では、島内にあるライヒェナウ修道院の他、聖ゲオルクと聖ペトロ、聖パウロに献堂された教会が2つあります。
・キジ島(キジ島の木造教会)
ロシアのオネガ湖に浮かぶキジ島にはユニークな木造建築の教会群が世界遺産として登録され、島全体が特別保存地域に指定されています。
・パルマリア島、ティーノ島、ティネット島など(ポルトヴェネーレ、チンクエ・テッレ及び小島群)
イタリアの世界遺産「ポルトヴェネーレ、チンクエ・テッレ及び小島群」では、険しい崖という自然条件の中で営んできた村落と、美しい自然景観を眺められます。
・シチリア島(ヴァル・ディ・ノートの後期バロック様式の町々)
シチリア島の世界遺産「ヴァル・ディ・ノートの後期バロック様式の町々」では、シチリア島の東南部にあるカルタジローネ、ミリテッロ・イン・ヴァル・ディ・カターニア、カターニア、モディカ、ノート、パラッツォーロ・アクレイデ、ラグーザ、シクリの8つの街並みが世界遺産に登録されています。
・マルタ島(①バレッタ市街、②マルタの巨石神殿群、③ハル・サフリエニの地下墳墓 )
地中海に浮かぶマルタ島では「バレッタ市街」「マルタの巨石神殿群」「ハル・サフリエニの地下墳墓」など複数の世界文化遺産があり、観光地としても人気です。上の写真は「バレッタ市街」のもので、一部の地域ではバロック建築から近代建築まで多様な建築様式を見ることができます。
・ロードス島(ロードス島の中世都市)
ギリシャのロードス島にある世界遺産「ロードス島の中世都市」では、かつて聖ヨハネ騎士団がロードス島を占拠した際に築いた城壁などの保存状態が良く残っています。中世の城塞都市の面影が残る素敵な都市です。
・デロス島
エーゲ海に浮かぶギリシャのデロス島は、古代ギリシャにおいて聖地とされた島で、当時の遺跡が多く残り、島全体が世界遺産として登録されています。現在では無人島になっていますが、観光は可能で、ミコノス島からフェリーで渡ることができます。
・サモス島(サモス島のピタゴリオとヘーラー神殿)
ギリシャのサモス島にある世界遺産「サモス島のピタゴリオとヘーラー神殿」。サモス国際空港からほど近い港町のピタゴリオには、古代ギリシャ・ローマ時代の記念建造物群が残っています。そのピタゴリオから西に約6kmの場所には神殿の遺跡群があり、ギリシア神話の女神ヘーラーの生まれた場所とされています。
・パトモス島(パトモス島の“神学者”聖ヨハネ修道院と黙示録の洞窟の歴史地区)
ギリシャのパトモス島にある世界遺産「パトモス島の“神学者”聖ヨハネ修道院と黙示録の洞窟の歴史地区」は、イエス・キリストの愛弟子であったヨハネが黙示録を書いた場所とされています。丘の上には神学者聖ヨハネ修道院が建てられ、正教会の重要な巡礼地となっています。
・バーレーン王国(①カルアト・アル-バフレーン-古代の港とディルムンの首都、②島の経済を表す真珠産業遺産)
ペルシャ湾に浮かぶ島国のバーレーン王国では、「カルアト・アル-バフレーン-古代の港とディルムンの首都」「島の経済を表す真珠産業遺産」の2つの世界遺産があります。上の写真の「カルアト・アル-バフレーンの遺跡」は、16~17世紀にこの島を支配したポルトガル人が建てたもので、バーレーン要塞とも呼ばれています。
・ジャワ島(①ボロブドゥル寺院遺跡群、②プランバナン寺院遺跡群、③サンギラン初期人類遺跡)
インドネシアのジャワ島には、「ボロブドゥル寺院遺跡群」「プランバナン寺院遺跡群」「サンギラン初期人類遺跡」と複数の世界遺産があります。ジャワ島は広く、4つの州と2つの特別州からなります。また、インドネシアの首都ジャカルタがあり、日本の本州よりも人口は多く、世界で最も人口の多い島です。上の写真の「プランバナン寺院遺跡群」はジョグジャカルタ特別州にあり、首都ジャカルタから車で約7時間と遠く離れた場所にあります。
・バリ島(バリ州の文化的景観:トリ・ヒタ・カラナの哲学を表現したスバック・システム)
インドネシアのバリ島で見られる棚田の景観は、スバックというバリ島の伝統的な水利組合によって維持され、その文化的景観が「トリ・ヒタ・カラナの哲学を表現したスバック・システム」として世界遺産登録されています。
・ルソン島(①フィリピンのバロック様式教会群、②フィリピン・コルディリェーラの棚田群、③古都ビガン)
フィリピンの首都マニラがあるルソン島では、「フィリピンのバロック様式教会群」「フィリピン・コルディリェーラの棚田群」「古都ビガン」と複数の世界遺産があります。上の写真はビガンの街並みで、ルソン島北西部アブラ川河口付近に位置します。かつてのスペイン領時代の建物が数多く残り、他の東南アジアでは見られない景観が広がっています。
・オバラウ島(レブカ歴史的港町)
フィジーのオバラウ島の東部ある世界遺産「レブカ歴史的港町」は、コロニアル建築の街並みが残っています。こちらの遺産は、フィジーで最初に登録された世界遺産でもあります。
・テムウェン島(ナン・マドール:東ミクロネシアの儀式の中心地)
太平洋に浮かぶミクロネシア連邦にある世界遺産「ナン・マドール:東ミクロネシアの儀式の中心地」は、ポンペイ島の東部に浮かぶテムウェイ島の東に残る、玄武岩とサンゴの巨礫岩の壁でできた廃墟の街です。
・セント・キッツ島(ブリムストーン・ヒル要塞国立公園)
カリブ海に浮かぶセント・キッツ島にある世界遺産「ブリムストーン・ヒル要塞国立公園」は、カリブ海の島々で最大の要塞です。
・イスパニョーラ島(①サント・ドミンゴ植民都市、②国立歴史公園-シタデル、サン・スーシ、ラミエ)
カリブ海に浮かぶイスパニョーラ島は東側がドミニカ共和国、西側がハイチと島内で2つの国が統治しています。「サント・ドミンゴ植民都市」はドミニカ共和国、「国立歴史公園-シタデル、サン・スーシ、ラミエ」はハイチにあります。上の写真は「サント・ドミンゴの歴史的街並み」です。
・クンタ・キンテ島(クンタ・キンテ島と関連遺跡群)
ガンビア川の河口から30kmほど上流に浮かぶ小さな島「クンタ・キンテ島」。かつて西アフリカの奴隷貿易の拠点となっていた場所で、「クンタ・キンテ島と関連遺跡群」として2003年に世界遺産に登録されています。
・ゴレ島
セネガルの首都ダカールの沖合い約3kmに浮かぶゴレ島は、かつては奴隷貿易の拠点として栄え、島内には「奴隷の家(House of Slaves)」と呼ばれる奴隷収容所が残っています。
・ザンジバル島(ザンジバル島のストーン・タウン)
タンザニアのインド洋上に浮かぶザンジバル島にある世界遺産「ザンジバル島のストーン・タウン」は、石造りの街並みが美しく、その街並みが世界遺産に登録されています。
・ロベン島(ロベン島)
南アフリカのケープタウン沖に浮かぶ「ロベン島」は別名・監獄島とも呼ばれ、ハンセン病患者の隔離や政治犯の強制収容所があった島です。南アフリカ共和国の第8代大統領のネルソン・マンデラもロベン島に収監された過去があります。
・モザンビーク島(モザンビーク島)
モザンビーク海峡とモスリル湾の間に位置する「モザンビーク島」は、サン・セバスティアン要塞やノサ・セニョラ・デ・バルアルテ礼拝堂などの歴史的建造物があり、1991年に世界遺産登録されています。
・シンガポール島(シンガポール植物園)
シンガポール共和国にある広大な「シンガポール植物園」は、2015年にシンガポールで初めて世界遺産の登録がされました。たくさんの熱帯植物を見ながら散策ができ、観光客にも人気のスポットです。
※()内の名称は遺産名です。
世界自然遺産のある離島
・レユニオン島(火山峰、圏谷と岩壁群)
インド洋のマダガスカルとモーリシャスの間に位置する「レユニオン島」では、2つの火山と複数の断崖絶壁の圏谷があり、その独特の地形からなる自然や多種多様な動植物が評価され、世界遺産に登録されています。
・エオリア諸島(エオリア諸島)
「エオリエ諸島」はシチリア島の北に位置する7つの島々(リーパリ島、ブルカノ島、ストロンボリ島、サリーナ島、パナレーア島、フィリクディ島、アリクーディ島)からなります。それぞれが火山島で、火山活動の研究は地質学研究への貢献が高く、世界自然遺産にも登録されています。
・ソコトラ島
イエメン沖のインド洋に浮かぶ「ソコトラ島」では、独自の進化を遂げた植物が多く、ソコトラ島の竜血樹などが知られています。固有種が多いことから、“インド洋のガラパゴス”とも呼ばれています。
・コモド国立公園
「コモド国立公園」はコモド島、リンチャ島、パダール島からなるインドネシアの国立公園で世界遺産に登録されています。世界最大のトカゲでもあるコモドドラゴンで知られ、固有な生態系があります。
・スマトラ島(スマトラの熱帯雨林遺産)
インドネシアのスマトラ島にある世界遺産「スマトラの熱帯雨林遺産」は、複数の国立公園からなる非常に大きな国立公園群です。絶滅危惧種のスマトラオラウータンなど、ここでしか見られない固有種がいます。
・済州島(済州火山島と溶岩洞窟群)
韓国沖に浮かぶ済州島(チェジュ)の世界遺産「済州火山島と溶岩洞窟群」は、韓国で初めての世界自然遺産です。中でも世界遺産の主要部分とされている漢拏山(ハルラサン)は韓国最大の山で、登山が人気です。
・パラワン島(プエルト・プリンセサ地下河川国立公園)
フィリピンの南西部のパラワン島にある世界遺産「プエルト・プリンセサ地下河川国立公園」は地底の鍾乳洞を流れる河川の国立公園で、ボートで洞窟内部を見学することができます。航行可能な地底河川としては世界最長となっています。
・カリマンタン島(①キナバル自然公園、②グヌン・ムル国立公園)
カリマンタン島はインドネシア、マレーシア、ブルネイの3か国が統治しています。カリマンタン島の世界遺産「キナバル自然公園」「グヌン・ムル国立公園」はどちらもマレーシアの領土内にあります。
・フレーザー島(フレーザー島)
オーストラリアの東海岸に位置する「フレーザー島」は世界最大の砂の島で、島のほぼ全域が国立公園に指定され世界遺産の登録がされています。100km以上も続く白い砂浜を4WDでドライブするのが、人気のアクティビティです。
・セントルシア島(ピトンズ・マネジメント・エリア)
カリブ海に浮かぶセントルシア島の世界遺産「ピトンズ・マネジメント・エリア」は、プチ・ピトン山とグロ・ピトン山の2つの火山の美しい景観を眺めることができます。
・ガラパゴス諸島(ガラパゴス諸島)
エクアドルの太平洋沖に浮かぶ「ガラパゴス諸島」は、ガラパゴスゾウガメやウミイグアナなど大陸とは隔絶された中で、独自の進化を遂げた固有種が多く存在し世界遺産に登録されています。
※()内の名称は遺産名です。
世界複合遺産のある離島
・パラオ(ロックアイランド群と南ラグーン)
太平洋に浮かぶパラオ共和国の世界遺産「ロックアイランド群と南ラグーン」は、400以上の島々からなるロックアイランド群と、それらを囲むラグーン海域です。多くのダイバーに人気のあるスポットです。
・イビサ島(イビサ島の生物多様性と歴史地区)
スペイン沖の地中海に浮かぶイビサ島はクラブが人気のリゾート地として知られていますが、様々な民族の生活が混じる特異な文化と豊かな自然からなる生物の多様性が評価され、「イビサ島の生物多様性と歴史地区」として世界複合遺産に登録されています。
・タスマニア島(タスマニア原生地域)
オーストラリアの南部に位置するタスマニア島の「タスマニア原生地域」では、ウォンバットやカモノハシ、タスマニアデビルなど多種多様な固有種が生息しています。また、特殊な技法で描かれた壁画や石器などが見つかっていて、文化遺産としても貴重な場所であることから世界複合遺産に登録されています。
※()内の名称は遺産名です。
世界の島国一覧
・インドネシア ・キプロス ・シンガポール ・スリランカ ・日本 ・パーレーン ・東ティモール ・フィリピン ・ブルネイ ・モルディブ ・カーボベルデ ・コモロ ・サントメ・プリンシペ ・セーシャル ・マダガスカル ・モーリシャス ・キリバス ・サモア ・ソロモン諸島 ・ツバル ・トンガ ・ナウル ・ニュージーランド ・バヌアツ ・パプアニューギニア ・パラオ ・フィジー ・マーシャル諸島 ・ミクロネシア連邦 ・クック諸島 ・アンティグア・バーブーダ ・キューバ ・グレナダ ・ジャマイカ ・セントクリストファー・ネイビス ・セントルシア ・ドミニカ共和国 ・ドミニカ国 ・トリニダード・トバゴ ・ハイチ ・バハマ ・バルバドス ・アイスランド ・アイルランド ・イギリス ・マルタ