香川
小豆島:景色と笑顔を届けます!「チョーケシのうた」公開
小豆島の「迷路のまち」(土庄本町)で、アート事業や地域事業をおこなうMeiPAMが運営する「妖怪美術館」は、嫌なことを消してくれる妖怪アート作品「チョーケシ」から生まれた「チョーケシのうた」のPVを公開しました。また、島内の広告会社「株式会社パオ・フィール」と共同で、小豆島の観光施設をはじめ町役場や観光協会、有志の方々と「小豆島ver.」も制作しました。新型コロナウイルスの終息を祈願した社会に明るく元気になる話題を届けたい。そんな想いから企画しました。
妖怪美術館の妖怪アート作品「チョーケシ」は2019年に誕生
妖怪アート作品「チョーケシ」とは、“シンボリックな妖怪アート作品をつくろう”と考え、妖怪画家・妖怪美術館館長の柳生忠平が2019年の2月に創作した高さ4mにも及ぶ作品です。この作品は、「新・妖怪製造装置チョーケシ」といい自分の消し去りたい過去のあやまちや嫌な出来事を絵馬に書いてこの作品の周囲にかけると、中の妖怪が吸い取ってまさに「帳消し」にしてくれるというご利益のある、参加型のアート作品です。いまでは、500枚以上の絵馬が掛けられています。(絵馬は妖怪美術館ミュージアムショップで500円で販売中)
即興から生まれた「チョーケシのうた」
チョーケシの絵馬の正しい飾り方(祀り方)は、そばにある「チョーケシ棒」(江戸の火消の纏を模したもの)を左右に振りながら「チョーケシ、チョーケシ」と連呼するというもの。ある日、たまたまアコースティックギターを持っていたスタッフがいたので、即興で節をつけて振りをつけたのが始まりです。妖怪美術館のスタッフが歌詞とメロディを考えオリジナルソング「チョーケシのうた」ができあがりました。この曲はSNSで配信すると反響があり、各々が撮影した動画に音楽をつけた投稿が広がりはじめました。また、小豆島の宿泊施設や観光施設でもこの歌を歌いながら踊る動画がアップされるようになりました。愛媛の南海放送ラジオ「宮崎ユウのラジオに帰ろう!」2020年12月のエンディングテーマソングにも採用されました。このような反響をうけ妖怪美術館で「チョーケシのうた」の動画の制作をすることになりました。同時に、小豆島の観光施設とコラボした「小豆島ver.」の制作が決まりました。
小豆島の観光施設とコラボした「小豆島ver.」も同時公開
オリーブ園、オリーブ公園、二十四の瞳映画村、お猿の国銚子渓、寒霞渓などの小豆島の観光施設(19か所)、町役場や観光協会、有志の個人など(55人)に参加いただき、「チョーケシのうた小豆島ver.」も同時に公開しました。首都圏を中心とした緊急事態宣言、外出自粛要請などで各社臨時休業を余儀なくされましたが、「がんばろう小豆島」を合言葉にコロナ終息を祈願して広く発信していきます。この状況下で小豆島に来ることができない人々には、美しい風景や観光スポットをオンラインでご覧いただき、コロナ終息後に「小豆島に行きたい!」と思っていただければと考えています。
「チョーケシのうた」ご自由にお使いください
妖怪美術館のスタッフが作詞作曲したこの楽曲は、ダウンロードして自由に使っていただけます。楽曲、楽譜、全て公開しています。
◆「チョーケシのうた」はこちらよりダウンロードできます。|妖怪美術館note