宝くじファンが押し寄せる「高島」には“リアル招き猫”がいる！ぐるっと島散歩♪

みなさんは佐賀県唐津市沖に浮かぶ「高島」をご存知でしょうか。全国から宝くじファンが願掛けに訪れている有名な神社があり、宝くじシーズンにはツアーも開催されるほど多くのファンで賑わっています。今回は、りとふる編集部の“隠れ宝くじファン”が島内を散策したスポットをご紹介します。

高島について

佐賀県唐津市の沖合い約3kmに浮かぶ「高島（たかしま）」。面積約0.6km²ほどの小さな島には、豊かな自然が残り、素朴で人情味があふれている魅力的な島です。歴史のある神社や新鮮な魚介を味わえるお食事処など、見どころ満載な高島は、“宝の島”とも呼ばれ、きっと素敵な島旅を過ごすことができるでしょう。ぜひ、ジャンボな夢を掴みに訪れてみてはいかがでしょうか。

高島の散策スポット

宝当神社

全国から宝くじファンが集まるパワースポットの「宝当神社（ほうとうじんじゃ）」。神社のもともとの『寶當』の文字から縁起が良いとファンの間では以前から知られていましたが、実際にお参りしたファンの中から高額当選者が多数出たことからメディアでも多く取り上げられ、宝くじが当たる神社として全国的に有名になりました。現在では、全国から年間20万人もの参拝者が訪れている人気スポットです。金運アップの御守りやオリジナルの御朱印帳などもあるので、合わせて祈願してみてはいかがでしょうか。

 

宝当乃館

宝くじとオリジナリティあふれる宝当グッズを販売している「宝当乃館」。店内にはダジャレを利かした、さまざまなオリジナルグッズがあるので、見ているだけで楽しませてくれることでしょう。

縁起の良さそうな「当たりソーダ」は佐賀県産のご当地ソーダで、ラベルには「飲みほしタカラ九時。おお！」と書かれています。少し意味は謎ですが、きっと御利益があると願って、飲み干しましたよ。

 

リアル招き猫

SNSでも話題になっている「宝当大黒屋 野﨑酒店」。宝くじを入れる袋を見せると拝むポーズをしてくれる“リアル招き猫”の福ちゃんに会うために、お店を訪れる観光客が増えているようです。中には有名な著名人も訪れたことがあるのだとか。

店内には、メディアからの取材記事や当選色紙がたくさん並べられ、いろいろと貴重なお話を店主から伺うことができました。りとふる編集部の“隠れ宝くじファン”も、福ちゃんに会えて感動と癒しをもらうひとときを過ごすことができましたよ。“リアル招き猫”に祈願してほしい方は、ぜひ訪れてみてくださいね。

 

新鮮な海の幸を味わう

その日に獲れた新鮮な海の幸を提供している「宝当お休み処」。島民だけではなく、観光客も訪れている人気のお食事処です。

こちらの「宝当海鮮丼」は、新鮮なサザエやウニなどがのっていて、人気のメニューです。このボリュームで1,200円なので、とてもコスパが良いですよ。

焼魚、お刺身、サザエのつぼ焼きまで付いた「宝当定食」は、満足することができるボリュームです。この日の焼魚は脂がのったブリカマで、とても食べ応えがある大きさでしたよ。

 

マリンミュージアム

「宝当お休み処」の隣にある「マリンミュージアム」は、防波堤にさまざまな魚の絵が描かれている壁画で、島内の高島小学校の児童たちと島民たちが、協力をして描いたようです。海上タクシーの船着き場の前なので、ぜひ島歩きをしてみてはいかがでしょうか。

塩屋神社

宝当神社から歩いて約5分、高島の氏神様「塩屋神社」は、野崎隠岐守綱吉が祖先である藤原鎌足、藤原不比等（ふひと）、藤原魚名（うおな）を島の氏神として建立し、のちに主祭神として大山祗神（おおやまつみのかみ）、須佐舘男尊（すさのおのみこと）、菅原道真を合祀して現在に至ってます。ベストな参拝としては、まずは氏神様である塩屋神社に参拝をして心を清め、宝当神社で煩悩いっぱいに高額当選祈願をすると良いのかもしれませんね。

 

西の浜防波堤

島内を散策していると、夕日をきれいに見られそうな防波堤がありました。高島の西側に位置するので、夕日の絶景スポットですね。帰りの船まで時間のある方は、ぜひ寄ってみてはいかがでしょうか。

宝当海の駅

“ゴッドハンド”の異名を持つ、開運母ちゃんのお店「宝当海の駅」。店内には、さまざまな開運グッズが並んでいるので、来島記念にお土産はいかがでしょうか。

 

宝当喫茶 風海光

島内を散策した後に一息つくのにおすすめの「宝当喫茶 風海光」。定期船の船着き場のすぐ近くにあるので、帰りの船の待ち時間にもおすすめです。コーヒーやジュースはもちろん、カレーやエビピラフなどの軽食もあるので、ランチ利用も可能です。海風を感じるテラス席で、島旅の思い出を振り返ってみてはいかがでしょうか。

 

高島へのアクセス

高島へは、定期船または海上タクシーで、唐津城の東城内駐車場近付近の桟橋から出航しています。定期船は1日往復6便の運航ですが、りとふる編集部が訪れた日は大安の日だったので、臨時便も多く出ていたようです。

定期船の時刻表はこちら

最後に

宝くじで有名な高島ですが、決してそれだけではなく、とても魅力的な島です。島内の所々にいる島猫、新鮮な海の幸、そして温かい島民の方々とふれ合って、ぜひ島旅を楽しんでくださいね。島内の路上には、猫の足跡が点々とあるので、足跡に沿って島歩きをしてみてはいかがでしょうか。

 

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撮影：りとふる編集部