沖縄の酒造所 瑞穂酒造、波照間島の黒糖を使ったラムを発売!
沖縄の酒造所、瑞穂酒造が主宰する、170年に渡り積み重ねてきた泡盛づくりの技術を再構築し、沖縄のさとうきびを主原料とした「ラム」をつくるプロジェクトチーム「ONERUM(ワンラム)」は、第3弾として、波照間島の黒糖を使用したラム「HATERUMA ISLAND RUM(ハテルマ アイランドラム)」を開発。2022年4月25日(月)より瑞穂酒造から先行発売、4月27日(水)より県内外取引先にて随時発売します。初回800本限定でリリース予定です。
沖縄の酒造所、瑞穂酒造は、170年余の歴史の中で、先人から受け継がれてきたフロンティアスピリッツのもと、人、自然、微生物と共生しながら、沖縄だからこそ、瑞穂酒造だからこそできる酒造りに、積極的にチャレンジしてまいりました。
ONERUMの取り組みのひとつであるSingle Island Series(シングルアイランドシリーズ)では、離島8島でつくられている黒糖を使用し、各島の風土や生産方法の違いから生まれる黒糖の個性を引き出したラムを開発します。
シリーズ第3弾の「HATERUMA ISLAND RUM」は、グレープフルーツやココナッツ、桃、クリームチーズ、草原を連想する香味や、甘香ばしい余韻が特徴です。甘味や酸味をプラスしたカクテルでは、フレッシュなさとうきびジュースの風味が感じられます。ゆっくりと味わうことで、時間の経過で変わる風味の印象を愉しむことができます。ストレートは勿論、シンプルなソーダ割りの他、ロックでは甘い風味が増し、特に美味しくいただけます。
ピーチメルバの様な、クリームチーズとのペアリングもおすすめです。トニックウォーターやジンジャーエールの他、ヨーグルトやキャラメルの様な甘い素材との相性も良く、幅広い楽しみ方ができます。ダイキリでは、フレッシュなさとうきびジュースの風味が現れ、搾りたてのさとうきびを感じるオリジナルなカクテルをご多能いただけます。
波照間島に由来した香りや味わいを自由にお楽しみください。
商品情報
ブランド名:ONERUM
シリーズ名:Single Island Series
商品名:HATERUMA ISLAND RUM
発売日:2022年4月25日(月)瑞穂酒造先行発売、2022年4月27日(水)より一般発売
取扱店舗:瑞穂酒造株式会社、LIQUID、その他各酒販店にて
原材料名:黒糖(沖縄県産)
酵母:沖縄県本部町の桜の花から分離したさくら酵母
アルコール分:45%
内容量:500ml
価格:¥4,070(税込価格)
生産本数:800本/1st batch
アートディレクション&デザイン:BOOTLEG
イラスト(ラベル):千海博美
クリエイティブディレクション:LIQUID
製造者:瑞穂酒造株式会社
公式サイト/Instagram
波照間島について
沖縄本島から南へ459km。日本最南端の有人島である波照間島は、南十字星を観測することができる数少ない島です。断崖絶壁の高那崎から眺める鮮やかな海。遮るものなくどこまでも続く水平線と、夜空に輝く満天の星空は、この島ならではの絶景です。波照間島では、主にさとうきび品種Ni27号、Ni15号が栽培されており、黒糖は海に隣接する製糖工場にて作られています。
市町村名:竹富町
人口:484人(2022年時点)
面積:12.73km²
位置:E123°46′57″ N24°03′33″
黒糖年間生産量:1,952t(2020年から2021年までの1年間)
ONERUM PROJECTとは
瑞穂酒造は、2020年11月、先人たちが受け継いできた伝統的素材のさとうきびを主原料とした「ラム」をつくるプロジェクトチーム「ONERUM」を結成、始動しました。
生産農家、大学、研究機関、酒類の従事者が一丸となり、ラムの開発をはじめ、さとうきびの品種や産地、製糖方法、そしてラムの新たな楽しみ方などを探究しています。
沖縄の偉人・儀間真常の功績により広まったとされる、400年の歴史を誇る沖縄のさとうきびは、沖縄の各所で作られています。
また、さとうきびから黒糖をつくる製糖工場が、沖縄県では離島8島(粟国島、伊江島、伊平屋島、西表島、小浜島、多良間島、波照間島、与那国島)にあります。
本プロジェクトでは、さとうきびと、これら離島8島の風土や生産方法の違いから生まれる黒糖の、2つの原料に着目し、シングルアイランドシリーズ、ブレンデッドアイランズシリーズ、ワンアイランドシリーズの、3種のシリーズを展開します。特にワンアイランドシリーズでは、自社ファームでさとうきびを栽培し、品種から研究しラムに適したさとうきびを探索します。(3種のシリーズの詳細は下記をご覧ください。また、今回のYONAGUNI ISLAND RUMはシングルアイランドシリーズに該当します。)
さとうきびで沖縄にさらなる熱気を。
「ONERUM」は、ワインのように、さとうきび畑のテロワールを楽しめるラムを、また、世界に通用するラムをつくりだし沖縄がラムの聖地になることを目指します。
ONERUMが展開する3種のシリーズ
●Single Island Series(シングルアイランドシリーズ)…離島8島でつくられている黒糖を使用し、1島ごとにラムをつくります。各島の風土や生産方法の違いからうまれる黒糖の個性を引き出したラムで、2023年3月までを目標に、約2年かけて8種のラムを発売する予定です。島に由来した香りや味わいをお楽しみください。
今回のYONAGUNI ISLAND RUMに続き、次回は第3弾波照間島のラムのリリースを予定しています。
●Blended Islands Series(ブレンデッドアイランズシリーズ)…各島の黒糖からできる個性豊かなラムを主体に、様々な原酒を自由にセレクトし、調和と多様性を感じるベストバランスなラムを目指します。沖縄へ製糖技術が伝来して400年を迎える2023年に、第1弾を発売予定です。
●One Island Series (ワンアイランドシリーズ)…2021年2月に植え付けをスタートした、自社ファームで育つさとうきびを中心に、農業からラムの風味を探究するシリーズです。さとうきびの品種や土壌、栽培方法等、様々なアプローチを行い、新しい沖縄のアグリコールラムをご提案します。
8島の位置関係
ONERUM プロジェクトチーム
主催:瑞穂酒造
共同研究:琉球大学、鹿児島大学、沖縄県工業技術センター、他
原料サポート:JAおきなわ
開発サポート/県内アンバサダー:TEAM HALOW<BAR BARRAGAN代表 津覇実也、BAR Birthday代表 岸本淳、Sammy’s Bar KIWI代表 照屋一生、BAR ごとう代表 五島志昴>
農業サポート/研究:農水苑 虹
開発コンサルティング/県外アンバサダー:野村空人
クリエイティブディレクター:LIQUID
瑞穂酒造株式会社 公式HP
琉球国王尚泰王即位の年、1848年首里の地で創業。170年余の歴史の中で、先人から受け継がれてきたフロンティアスピリッツのもと、人、自然、微生物と共生しながら、沖縄だからこそ、瑞穂酒造だからこそできる酒造りに、積極的にチャレンジしてきた。
「一口で沖縄の魅力が伝わるクラフトジン」をコンセプトに、沖縄のさくら酵母仕込みの泡盛を使ったジン「ORI-GiN1848」シリーズも展開。ロンドンで50年以上に渡り開催されている酒類の品評会・インターナショナル ワイン&スピリッツ2021にて、3アイテムがゴールドを受賞、3部門8アイテム受賞している。
[参考情報 瑞穂酒造 IWSC2021 受賞実績]
お客様からのお問い合わせ先
瑞穂酒造株式会社
TEL 098-885-0121/WEB